釣果と利益追求

<釣果と利益追求>
こんな話があります。

鮎釣りの師匠が弟子に対して・・

いま君は、私の教えた通りの方法で魚を釣った。
君はこれから自分でも色々と工夫してみたりするだろう。
そして段々と釣れなくなる。
まるで釣れなくなる。
十年位そんな経験をしてやっと今の方法に戻ってくる。
自信がついている。


魚が釣れる時に2通りの人がいると思うんですが。

1人はそのまま釣り続ける人。
もう1人は違うことをしてみる人。

前者は釣れなくなってから考えます。
後者はこれ幸いとどうやったら釣れなくなるかを試します。

当日の釣果は前者のほうが勝るでしょう。
けど、次の日にはもう逆転しているかもしれません。

釣りは勝ち負けではないですが。


ブラック企業と早期離職。

結果がこうなんだから自分が苦い経験なんてする必要はないと考える若者もいます。
また、どうせ結果はこうなんだから黙って従っていればいいと言う上司もいます。

経験が確証へと近づき、個人が自信を持つのには難しい時代なのかもしれませんね。



※井伏鱒二の著作をおすすめします。


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知らなくてもいいこと

<知らなくてもいいこと>
『視点・論点』を見て。

中学生に「知らない人とのメール、危険と思わないの?」と聞くと、
「リアルの方が何考えてるかわからなくて怖い」
「メールやチャットの方が、思ってることを言い合えるからからどんな人かわかって安心」。

驚きました。

もし、面と向って言えないことを相手がつぶやいているとしたら。
もし、面と向っては知りえない部分を自分が知らされているのだとしたら。

その後に相手と会ってどういう会話になるんだろうと思います。


知らないふりをするのだろうか。
いわば実像と虚像とのズレが生じているわけだけど・・。

子供社会の中で、知っておかなければならない都合とか
知りたい弱さというのもあるのかもしれません。


もうひとつ特徴として、
自分の書き込んだ事を、誰がいつ、どこまで知っているか
自分自身が把握できていないという点があります。

24時間監視され、監視できるサービス。
同時に知らなくてもいいこともひっきりなしに見せつけられている。


ここを見ているほとんどの方は
ネット上の情報にある程度の猜疑心を持って臨んでいるはず。
情報の信頼度、取捨選択。

そもそも道具は使いよう?
携帯端末を持ち始めた子供らにそれを求めるのは酷。


おじさん達、相手の実像と向かい合ってなんとかやっているよ。

sns-friends.jpg

基本的なところが、惑わされ、壊れていっている気がする。
会ったこともない人に釣り場は教えないからなあ。


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魚類学雑誌の全巻アーカイブ化

<魚類学雑誌の全巻アーカイブ化>
特定秘密保護法案にゆれる今日この頃。


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日本魚類学会は、独立行政法人科学技術振興機構の協力を得て、
2009年までの『魚類学雑誌』の全巻をアーカイブ化しました。
検索機能により、過去の論文中の単語を容易に探索できます。


魚類学雑誌のトップページ



※出版後4年に満たない論文は非公開。(学会会員は閲覧可)
※著作権は日本魚類学会にありますのでご注意下さい。

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興味深いです。
『淡水魚』もオンライン化してほしいです。


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頭の中はお花畑

<頭の中はお花畑>
映画つづきです。

『ブラックホーク・ダウン』という映画を観ました。
コッポラへのオマージュとして鑑賞しました。


ヘリで一斉に戦場へと向かう場面。

『地獄の黙示録』なら「ワルキューレの騎行」ですが
こちらはまた別の聞きなれた曲のイントロ。


Jimi Hendrixの"Voodoo Chile"

ではなくて、
Stevie Ray Vaughan(SRV)が同曲をコピーしたほうでした。


Jimiは黒人で、SRVは白人。

黒人ブルースを白人のクラプトンがやっても味が出ないのと同じで
SRVのコピーにも軽い印象があります。

テクニック云々の話ではない。

日本人のFFってなんだろー

2013-10-15Anq3.jpg
ただしこの作品でSRVのほうを使ったのは納得。

Jimiのオリジナルを使えばベトナム戦争に直結ですし
SRV版を使用することにより
ソマリア内戦介入をベトナム戦争と重ねて、やはり同じ問いをする。

「俺達いったい、誰のため、何のために戦っているんだ?」


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われ幻の魚を見たり

<われ幻の魚を見たり>
秋の夜長に。

映画 『われ幻の魚を見たり』
1950年 大映

DVD化されたのでしょうか?まだ見る機会がないです。


もともと魚の棲まない十和田湖に
淡水魚(ヒメマス・コイ・フナ)を定着させた男の物語。

和井内貞行という人の実話です。

家族に乞食同然の生活をさせながらも
次こそは、次こそは・・と私財を投げ打って放流を繰り返します。


時代が時代なら外来魚放流でバッシング?
いや当時もバッシングを受けたようです。

この湖に魚がいないのには古くからの言い伝えがあり
村民からはタブーを犯す者として相当の反対があった。


それでも放流を繰り返すこと20年余り、
夫人はこう言います


「おとうさん、やっぱりだめだったのでしょうか」




そしてある日、魚見台から見た光景。



主演、大河内傳次郎、小夜福子。名前があまりにもぴったりです。

彼をそこまで掻き立てたものは何であったか・・。


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私のバイブル

<私のバイブル>

『入門から研究へ 渓流のつり』

桑原玄辰・杉本英樹・高崎武雄 共著。
昭和40年初版。つり人社。800円。


釣りを始めた頃、老舗の古書店で400円で購入しました。
親切丁寧なだけでなく、著者ら釣人としての熱心さが伝わってきます。

時代が時代なので、さすがにフライのことはちょっとしか書いていませんが、
誰でもまず渓流釣りたるものを知っておくべきで(釣果の為にも、安全の為にも)
それはほとんどこの一冊で網羅できていると思っています。



中身を簡単に説明しますと・・

・ヤマメ
餌釣りの入門編と研究編
毛鉤釣りの入門編と研究編

・イワナ
餌釣りの入門編と研究編
毛鉤釣りの入門編と研究編

・ニジマス
餌釣りの入門編と研究編
毛鉤釣りの入門編と研究編

があります。



更に詳しく書きますと・・

魚種毎に・・



・餌釣り

〜入門編
 心得、魚の習性、日並の選び方、服装、道具の説明。
 様々な餌の説明・入手法、保存法。
 仕掛けの説明、竿の操作。
 渓相の種類、ポイントの見方、アタリの取り方、遡行法、場所の見切り。

〜研究編
 釣行プランの立て方、大物釣り、各種釣法の説明。


・毛鉤釣り

〜入門編
 独自の魅力、道具の説明、仕掛けの説明、道糸の作り方、毛鉤の作り方。
 服装、携行品、竿の種類、振りこみの練習、アワセ、取り込み、場所の移動。

〜研究編
 諸条件下での毛鉤の選択、マテリアル考、仮説理論。
 実験、魚の出方、五感。
 複数人でのプレイ方法(点数制・時間制)。

 フライフィッシングの説明、道具、キャスティング法、欧米式毛鉤の説明。

となります。



毛鉤専門の人も、釣りの基本となる事柄の全ては餌釣りの方にまず書いてあります。


最後に対象魚となりうる魚の生息域と習性。(トラウト全般、ブラックバス)
巻末に全国各地の禁漁期間・体長制限・管理釣り場。



今でも枕元に置いています。
自分の実体験を思い出しながら何度でも。

MyBible1.jpgMyBible2.jpg
s52年度版


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