九州のヤマメとイワナの遺伝系統

<九州のヤマメとイワナの研究>
宮崎大学の岩槻教授よりコメントを頂戴致しました。


この10月に日本魚類学会年会が宮崎で開催されます。
2013年10月3日(木)〜10月6日(日) 宮崎観光ホテル

2013年度日本魚類学会年会開催のお知らせ

岩槻さんが大会委員長です。岩槻さんの研究室からは、日本南限域のヤマメの生息と遺伝系統、
および九州のヤマメの遺伝系統の発表があります。興味ある方は上記リンクよりお問合せ下さい。




九州のヤマメ・イワナの遺伝系統を研究されておられます。

サラマオマス(台湾マス)系統のヤマメ(サクラマス)は
九州(日本)には分布しないの?



ヤマメ(エノハ・マダラ)の南限付近と考慮される南九州には
天然ヤマメ個体群といえるものは今でもいるの?



九州や四国のイワナは全部移入・放流か?
自然分布のイワナが九州・四国には本当にいないのか?


研究トピックス一覧




さて、このブログをご覧の方で・・
鹿児島県内の在来ヤマメについて研究協力したいという方がおられましたら下記までご連絡を。
脂びれ(ハサミで切除)や尾鰭、臀鰭の一部(5mmx5mm)もあればすぐに分析できるそうです。

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宮崎大学農学部海洋生物環境学科
岩槻幸雄(いわつきゆきお)

Eメール yuk@cc.miyazaki-u.ac.jp
HP http://www.cc.miyazaki-u.ac.jp/yuk/index.html
電話  0985-58-7222
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kenkyuu-miyadai01.jpgkenkyuu-miyadai02.jpg



私的にはど真ん中の研究内容・・
釣人内でも推測の域を脱しないのをいいことに?盛り上がる話ではあります。
学会の末席も汚させていただきたいところではありますが・・(未定)。


鹿児島県内 ヤマメレポート(1)-(5) & 調査課題・注意



※私は現在、渓流に行ける状態にないので参加しておりません。
※80年代の鹿児島の先達の経験談は一聴に値します。


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意思を持つフライ

<意思を持つフライ>
前の記事で使ったフライです。

ダンとニンフで "2in1"
Ln2in1-NymphDun.jpg
機能的にはクビレとテールが重要かと


カゲロウの亜成虫が抜け出る場面かと思われるかもしれませんが、そうではないです。
抜け出る途中はまた別の表現方法になるはず。

このフライは単にダンとニンフを物理的につないだというだけ。
ダン、ニンフどっちか分からないけど、どっちかで・・ってことですね。

普通、こういう欲張りな考えでフライを製造すると失敗しますが
今回のはハズレではなかったみたい・・

他のフライが魚の出方が派手で後も続かない中、
地味に釣れつづけることでは、これが一番でした。

まあ、魚にはいい感じに見えたんでしょう。


さて、ここからが本題・・。


ニンフフライ(幼虫毛鉤)に唾液をつけて沈みやすくしてから投げるという話はよく聞きますが
私は浮力剤を塗ってから投げたりします。

写真のフライもニンフの腹にはワイヤが巻いてあって半沈みになるにもかかわらず
全体にペースト状の浮力剤を塗って使っています。

というのは、私は、浮かないものが水中にあるのと、本来浮くべきものが沈んでいるのとでは
魚の反応も、フライの意味合いも全く異なると考えています。

エルクヘアカディスも浮力剤を着けて沈んだほうが釣れます。(大物が出ます)

つまり言ってみれば、沈む部分、沈めるフライに浮力剤を塗り込むことは
フライに”浮き上がりたい”という意思を与えることになるんではないかなと。


現実的なはなし?

このあたりが関係していると思うんですが、いかがでしょう。



※フランク・ソーヤーさんの書籍をおすすめします。


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にっぽん渓流FFの南限

<にっぽん渓流FFの南限>
99%のフライフィッシャーマンにはどうでもいい話。

みなさんのブログなど拝見すると、どんだけ魚がいるの?と思ってしまいます。
やっぱり魚も川も多いんでしょうか・・

じゃなくて、腕?

悔しさまぎれに分布図を書いてみました。

jpn-bunpu.jpg

黒のど真ん中に住んでます。

フライを始めて数年後、この事実を知った時には「先に言えよ!」って。

でも、その後・・

魚が少ないという事は、釣人も少ないんだなと分かりました。

結果、

意外と生き残った魚は自然のまま生活してるんじゃないかと。


数が出ない代わりに一匹一匹が無邪気に遊んでくれてる気がします。
こいつら毛鉤を見たことないなって感じで。

でも、それなりに一応、特有のフライフィッシングがあって

5フィートくらいのショートロッドで
3m〜20mまで色んな投げ方・流し方をしないとそういう魚たちにも会えませんし、
いっぽうまた、しょぼい沢でも一年仔〜尺上まで掛かる可能性があります。


もし鹿児島の渓流スタイルというのがあるとすれば
"痛快さと限度の中で、常識を超えて挑んでいく精神"がそれじゃないかなと。


リー・ウルフに、ラス・ピーク、エド・シェンク
いずれもショートライトに魅せられた人たちですが
日本でももう少し可能性を探る動きがあっていいんじゃないかなとは思いますけど。

まあ、魚がいないことには違いないです。

kagoshima-FFstyle.JPG


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続・野蛮人の愛し方

<続・野蛮人の愛し方>
先日の竿、傷が痛々しいので飾り巻きをしてあげました。

で、仕上がり次第、川で試してきました。


5cmのカワムツ・・上手に引き寄せられるようになっていました。
バレません。

この竿は元々50cmのニジマスも引き寄せられる竿でしたけど
5cmのカワムツを手元まで運べないという可愛そうな竿でした。

#4ラインでも曲がらない・・#5ラインでも曲がらない・・
15mのキャストが気をつかう。
あくまで自分が使った話ですけど。

それで腰を折って


魚は5cm〜30cmになり
フォルスなし、バックから一往復で20m
そこだ!と指をさしたところにフライが出現。


自分とのシンクロ率100%
2013-6-8Ln2.jpg
フックキーパーを追加し、飾り巻き。
グリップから8cm、16cm、26cmの位置に赤巻き。




今、ヤマメに逢いたい。
そういう愛し方もあるということをご理解下さい。


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野蛮人の愛し方

<野蛮人の愛し方>
以前、竿を折りたくて苦労した話を書きましたが
残念ながらその後も魚を掛けて竿を折ったことはありませんでした。

今日、竿を折ってみました。

まず部屋の中で、竿にリールを付けてラインを通し、
水の入った300gのペットボトルを色んな角度でぶらんぶらん。
浮いた状態でラインを出したり引いたり。
ボトルを引き上げて手の平に乗せてみたり。
竿の背中側でも同じことをして。

竿は”弓なり”ですが、折れません。
元にも戻ります。

外に出てキャスティングで変化をみる。
ほんのちょっとヘタったかな?という感じ・・だけ。
そうしている内に投げた先でリーダーが引っかかります。
そのままぐいぐいとやってみる。

折れません。
ここまでは普段からやってること。

後ろに、ゴン!と突き上げてみる。
バキーン!
??
折れました。ふぅ。

見ると、グリップの先からストリッピングガイド近くまで亀裂。
繊維が破断したということですね。

2013-6-8Ln1.jpg

・引っかかったのがリーダーだったから。
 普通は先糸が切れるか、フライがとれるだけでしょう。

・ティップではなくバットが折れたということ。
 曲がりなりにも手荒い操作で手元まで荷重移動している。このティップはOK。

・裂けただけで完全には折れなかった。
 竿の長さや引く向きにもよるでしょうね。
 継ぎ目だったら真っ二つ。(これは経験済み)

・荷重より衝撃。
 大合わせの人、注意。


これで、この竿を愛せるだろう。
竿はひと振りで巻いてこないとね。

近いうちにカワムツの川で試してみる。
5cmのカワムツを上手に引き寄せられるところまでできるかな。

そこまでできたら、赤い飾り巻きをしてあげる。


その後


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子供に川釣りを教える(9) 実釣-3

<子供に川釣りを教える(9)>
(8)はこちら

陽も傾いてきて最後の川です。
ポイントは大場所が2箇所のみ。

まず1箇所目は、どん深で魚がたくさんいます。
いわゆる溜まっている場所で、1匹逃げるとゼロの難しい場所です。

しゃがむ場所だけ指示して一人で行かせます。

と、何を思ったか・・誰も教えないのに?
竿を上から投げ釣りのように振りこんでしまいました。

オモリがボチャン!
終わりでした。

なぜそんな事をしたのかよく分からないのですが・・
私が複雑な情報でプレッシャーを与えすぎたのか、甥が気負いすぎたのか。

「それはダメ、失敗だよ、魚がぜんぶ逃げた」と伝え、さっさと次の場所へ歩いて移動。

最後のポイントは落ち込み下のプールです。

1投目を振り込みました。
フライが着水した途端、どデカい頭が泡下から飛び出してフライをくわえました。

甥っ子はフライを見ていなかったようで
「魚が出たよ!釣れてるんじゃないの!?」と言うと、あわてて竿を放り上げました。

黒々したカワムツが上半身を見せたところで鉤がはずれ、水に落ちてしまいました。

「竿がここまで曲がったーー!重かったーー!」

それから何度も投げ直してみましたが、もう出ません。

「あの魚は痛い思いをしたからね」と教えます。

あきらめて帰宅。

釣果はオイカワ1匹(成魚)、カワムツ2匹(幼魚)。
60cm水槽に入れ、水換えの方法、隠れ家の作り方を教えました。

最後にのがした大物の話は食卓で続き、次回の課題として残りました。

2013-04-13Ln8.JPG

穂先がちょっと硬かったでしょうか・・。
おわり。


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