子供に川釣りを教える(8) 実釣-2

<子供に川釣りを教える(8)>
(7)はこちら

次の川はかなり狭いです。
ポイントの下流側では魚の波紋がたくさん出ています。

大人が先に雑草を踏み分けて、良さそうな所に釣り座を作ります。

魚がどっちの岸にいそうか、枝の下の暗い所が狙い目だとか伝えます。
2013-04-13Ln4.JPG

そこに一人立たせて振り込ませます。
2013-04-13Ln5.JPG

テグスが引っかかった時だけ出ていって外してやります。
2013-04-13Ln6.JPG

狭いところでは竿を持て余すので短く持つこと、
遠くを釣りたい時はできるだけ長く竿を持ってから振り込むことを教えます。
2013-04-13Ln7.JPG

ここで小さなカワムツを2匹釣りました。

車に帰りながら今釣った場所を上から覗いて、本当はどれだけ多くの魚がいたかを見せます。
どうして残りの魚は釣れなかったのか話し合います。


つづく


−−−−−−−−−−−−−−
 ブログ村のカテゴリへ JUMP! 

子供に川釣りを教える(7) 実釣-1

<子供に川釣りを教える(7)>
(6)はこちら

練習場所から移動して、いよいよ実釣です。

まず魚のいそうな場所を指をさして教えてあげます。

そして、そこへの近づき方を教えます。
それは魚を脅かさない為、魚にこちらを見られない為だという事を教えます。
(喋ってもいいけど、足音を立てない、頭を低くして忍者のごとく)

ポイントに着いたら、しゃがませる、振り込ませる。
子供にフライが見えているかをすぐに聞きます。

2013-04-13Ln1.JPG
※大人は常に子供が仕掛けを沈め過ぎていないかをチェックする必要があります。
※どのフライが良さそうかも同時に考えておきます。

魚が2度、フライを見に来ました。

子供の肩を叩きながら魚が近寄った事を興奮ぎみに伝えます。
子供に軽いプレッシャーを与え、集中力を一気に上げます。

フライに浮力剤をつけなおして、あらためて振り込ませ
すかさず「魚がパクッてしたら竿を上げるんだよ」と耳打ちします。

出ました!掛かりました!
12センチほどの綺麗なオイカワでした!

フックは魚の下あごにバッチリ掛かっていました。
バケツに水を張り、針の外し方を教えます。
フライの頭を持って逆さまにすると、魚は自分の重さでバケツの中へボチャン!

2013-04-13Ln2.JPG

「いたねー!やったねー!」とひとしきり喜び合います。

続けて1.5m(一竿分)上流に移動してしゃがみなおし、振り込ませます。
流し切って糸が張ったらチョンチョンとフライを引きずって上げてくる方法を教えます。

渓流釣り師。
2013-04-13Ln3.JPG
※フライを浮かしたまま流しきって、そこから引き上げてくる一連のパターンを覚えます。
※道具や仕掛けの説明は後回し、まず釣り方を示すのが先決。

知らない子供らも見に来ました。
しかしその子供達の影が川に落ちるので車で移動することにしました。


つづく


−−−−−−−−−−−−−−
 ブログ村のカテゴリへ JUMP! 

子供に川釣りを教える(6) 練習

<子供に川釣りを教える(6)>
(5)はこちら

ここから実践です。

子供に準備させたもの・・
長靴
帽子
薄手のアウターウェア

最初に練習に行きました。
川辺まで下りられるところを探し、足元が水面の場所で練習をします。

まず川がどちらからどちらに流れているかを確認させます。
それによって魚がどっちを向いているのか、それは何故かを教えます。
(上流から餌が流れてくるから、とだけ教えました)

竿の持ち方。振り子式の振り込み方。
狙った場所にオモリを落とす練習を10分ほど。

流し方の説明。
魚がいそうな場所より少し上にオモリを落として、竿をゆっくり下流側へ動かしていく。
ガン玉は水面直下。
オモリの少し上につけた目印で深さの加減を取る。

hiro-kun02.jpg
アウトリガーでドライフライ。

合計30分で終了。
安全のため、小さく切ったスポンジにフライを挿して移動する。


つづく


−−−−−−−−−−−−−−
 ブログ村のカテゴリへ JUMP! 

子供に川釣りを教える(5) 布袋竿-3

<子供に川釣りを教える(5)>
(4)はこちら

継ぎ口が入るようになったら、受け口をその一つ下の節の上あたりまで凧糸を巻きつけます。
これは竿が曲がったときに受け口が割れてこないようにする補強です。

同じように、挿し込み口のその上の節の上から次の節の少し下あたりまで凧糸で巻きます。
これは補強も兼ねますが、受け口の凧糸と共に、継いだのを抜く時の持ち手になります。
手を滑らせると本人や周りの人を怪我させたり、竿の破損にもつながります。

次に、挿し口の内部に割り箸と十分な接着剤(木工ボンド)を入れて埋めます。
割り箸にしたのは、あまり硬いものを芯にすると受け口に負担がいくと思ったからです。
継ぎ部もいくらか曲がらないといけませんし。

次に、穂先に糸で輪っかを付けます。(ここにテグスをつなぐことになります)
当然、竿の曲がる下の面に輪が出るようにします。
糸は道具箱に入っていたロウ引きの丈夫な糸を使いました。
色が着いているのでアクセントにもなりますし。
家に無い時は釣具屋に売っている天井糸でいいと思います。

ついでに持ち手の上あたりにも輪っかを取り付けます。
移動の際、釣り針をこの輪に掛けて、あとは竿に仕掛けをクルクルと巻きつければいいかと思って。
もちろん無くてもいいですが。

受け口の補強巻き部分と、その他の糸巻き部分に木工ボンドを塗ります。
均一に薄く塗ります。乾燥させ、乾くと透明になります。

念のため、竹の切断面や枝を落とした部分には防腐液を2回ほど重ね塗りしておきます。

糸巻きの場所。
hiro-kun05.jpg

全体にニスを塗ることも考えましたが、さすがに青竹なのでやめておきました。
これからまだ水分が抜けて締まってくるはずですから。

最後に継ぎの微調整・確認をもう一度して、完成です。

スペアにもう一揃い作りました。
こちらは1.8m+50cm=2m30cmの竿になりました。

さて、使えるでしょうか。
道具はあっても教えるほうが難しいでのしょうけど。


つづく


−−−−−−−−−−−−−−
 ブログ村のカテゴリへ JUMP! 

子供に川釣りを教える(4) 布袋竿-2

<子供に川釣りを教える(4)>
(3)はこちら

継ぎ口を考えます。
まず金属管を使うのは除外しました。

布袋竹は真ん丸な円筒ではなく、必ず平らにくぼんだ面があります。
継ぐときはこれを合わせて挿し込むことになります。

先端1.7mの根元は、当然、後ろの1.7mの先端の穴には入りません。
切断しただけで、直径が同じですから。
なし崩し的に、後ろの1.7mを先端から順に節の下から切ってみます。
切ったら切り口の内部を小刀の先で軽く平面にえぐり、先端1.7mの根元が入るか試します。
もし全然入らなければ次の節の下で切って、同じく試します。
もうちょっとで入りそうなら少しずつカットしていきます。

ここで注意。
青竹はまた内部に水分を含んで柔らかいので強く差し込むと抜けなくなります。
それをグラグラ揺らしながら抜こうとすると受け口に亀裂が入ってきます。
入りそうなら、挿し込む方のくぼんだ面の角を少し取ったり、
ペーパーなどで軽く削ったりしてみて試します。
先端1.7mの最後の節の少し下あたりまで入ることが望ましいかと。

一度入る事が確認できたらもう何度も入れません。
竹を破損させるより、あとは微調整で入るようにしたほうが安全です。

ちなみに先端1.7m側の根元を切っていっても入るようにはなりますが、
継がずに釣りをする場合を考えると、先端1.7mはできるだけ残したほうがいいと考えました。
つまり、1.7mで足りない時だけ後ろを継いで釣りをすることで。

寸法図。
hiro-kun03.jpg

最終的に持ち手側の竹は50cmになってしまいました。
つまりこれで1.7m+50cm=2m20cmの竿になります。
まあ、いいでしょう。最初ですし。
長かったり、重かったりすると子供が扱いきれない心配もあります。


つづく


−−−−−−−−−−−−−−
 ブログ村のカテゴリへ JUMP! 

子供に川釣りを教える(3) 布袋竿-1

<子供に川釣りを教える(3)>
(2)はこちら

竿は竹で作りました。

今度行く川の近くに生えていた布袋竹を切ってきました。
できれば切り出すところから見てもらいたかったのですが子供も忙しいです。
穂先に矢竹を使う事も考えましたが見当たらなかったので、全体が布袋竹です。

布袋竹、生えている状態で4mくらい。
ノコギリで根元から切ります。
竹を切る時は表皮を一周、繊維を分断してから深く切り入れていきます。

枝はその場で落としてきます。
下側の枝は手で取れます。裂くというより真横に引き離す感じでバチン!と。
裂く動作だと竹の表皮も一緒に剥がしてしまうのでそうならないように注意します。
上側の枝は柔らかくて手では離せないのでガーデニング用のハサミで。

先端の使える部分から根元側へ3.4mを測り、カット。
それをさらに半分(1.7m)にカットして車に載せ、自宅へ持ち帰り。
うちの車では2m以上のものを載せるのは難しいです。

この時点で延べ竿というより継ぎ竿を考えていますが
子供の釣りとしては先端1.7mだけでも遊べるはずです。
(経験上、これで大人がフライをすることも普通にできます)

切り出した竹は、いわゆる青竹です。
乾燥や油抜きなどしていませんから、強く曲げれば曲がったまんまになるような物です。
水分のあるぶん、重さもあります。

自生している竹はそれ自体が完成品で、風を受けてもイナすだけの能力と構造があります。
なので、それをできるだけ生かしつつ竿にすることを念頭におきます。

帰宅後まず、枝の付いていた部分を小刀できれいにします。
切り口にテグスが挟まったり、手を怪我をしない為です。
節の円周は欠かずに丸いまま残すほうが強度を保てるはず。
切断面もささくれてこないように面取り。

全体をバーナーで満遍なく炙ります。
表面に油が浮いたらボロ布などで拭き取ります。

曲がっている部分を再度炙って真っ直ぐにします。
といっても布袋竹は交互に段差のある構造をしているので
それはそのまま活かして、振ったり曲がったりした時に芯がブレない程度に真っ直ぐに。
竹の段差が左右でなく上下に現れるように使うと、上から見て一直線になります。

作業の流れ。
hiro-kun04.jpg

ここで根元を持って上下に振った時、一番しっくりくる面を最後まで活かすようにします。

とりあえず天気のいい日は合間合間で屋外に干しておきます。
晴れていれば2〜3日で竹の緑色が茶色に変わってきて
柔らかかった竹もツンツンとした調子になってきます。
同時に、持った感じも軽くなります。


つづく


−−−−−−−−−−−−−−
 ブログ村のカテゴリへ JUMP!