子供に川釣りを教える(6) 練習

<子供に川釣りを教える(6)>
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ここから実践です。

子供に準備させたもの・・
長靴
帽子
薄手のアウターウェア

最初に練習に行きました。
川辺まで下りられるところを探し、足元が水面の場所で練習をします。

まず川がどちらからどちらに流れているかを確認させます。
それによって魚がどっちを向いているのか、それは何故かを教えます。
(上流から餌が流れてくるから、とだけ教えました)

竿の持ち方。振り子式の振り込み方。
狙った場所にオモリを落とす練習を10分ほど。

流し方の説明。
魚がいそうな場所より少し上にオモリを落として、竿をゆっくり下流側へ動かしていく。
ガン玉は水面直下。
オモリの少し上につけた目印で深さの加減を取る。

hiro-kun02.jpg
アウトリガーでドライフライ。

合計30分で終了。
安全のため、小さく切ったスポンジにフライを挿して移動する。


つづく


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子供に川釣りを教える(5) 布袋竿-3

<子供に川釣りを教える(5)>
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継ぎ口が入るようになったら、受け口をその一つ下の節の上あたりまで凧糸を巻きつけます。
これは竿が曲がったときに受け口が割れてこないようにする補強です。

同じように、挿し込み口のその上の節の上から次の節の少し下あたりまで凧糸で巻きます。
これは補強も兼ねますが、受け口の凧糸と共に、継いだのを抜く時の持ち手になります。
手を滑らせると本人や周りの人を怪我させたり、竿の破損にもつながります。

次に、挿し口の内部に割り箸と十分な接着剤(木工ボンド)を入れて埋めます。
割り箸にしたのは、あまり硬いものを芯にすると受け口に負担がいくと思ったからです。
継ぎ部もいくらか曲がらないといけませんし。

次に、穂先に糸で輪っかを付けます。(ここにテグスをつなぐことになります)
当然、竿の曲がる下の面に輪が出るようにします。
糸は道具箱に入っていたロウ引きの丈夫な糸を使いました。
色が着いているのでアクセントにもなりますし。
家に無い時は釣具屋に売っている天井糸でいいと思います。

ついでに持ち手の上あたりにも輪っかを取り付けます。
移動の際、釣り針をこの輪に掛けて、あとは竿に仕掛けをクルクルと巻きつければいいかと思って。
もちろん無くてもいいですが。

受け口の補強巻き部分と、その他の糸巻き部分に木工ボンドを塗ります。
均一に薄く塗ります。乾燥させ、乾くと透明になります。

念のため、竹の切断面や枝を落とした部分には防腐液を2回ほど重ね塗りしておきます。

糸巻きの場所。
hiro-kun05.jpg

全体にニスを塗ることも考えましたが、さすがに青竹なのでやめておきました。
これからまだ水分が抜けて締まってくるはずですから。

最後に継ぎの微調整・確認をもう一度して、完成です。

スペアにもう一揃い作りました。
こちらは1.8m+50cm=2m30cmの竿になりました。

さて、使えるでしょうか。
道具はあっても教えるほうが難しいでのしょうけど。


つづく


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子供に川釣りを教える(4) 布袋竿-2

<子供に川釣りを教える(4)>
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継ぎ口を考えます。
まず金属管を使うのは除外しました。

布袋竹は真ん丸な円筒ではなく、必ず平らにくぼんだ面があります。
継ぐときはこれを合わせて挿し込むことになります。

先端1.7mの根元は、当然、後ろの1.7mの先端の穴には入りません。
切断しただけで、直径が同じですから。
なし崩し的に、後ろの1.7mを先端から順に節の下から切ってみます。
切ったら切り口の内部を小刀の先で軽く平面にえぐり、先端1.7mの根元が入るか試します。
もし全然入らなければ次の節の下で切って、同じく試します。
もうちょっとで入りそうなら少しずつカットしていきます。

ここで注意。
青竹はまた内部に水分を含んで柔らかいので強く差し込むと抜けなくなります。
それをグラグラ揺らしながら抜こうとすると受け口に亀裂が入ってきます。
入りそうなら、挿し込む方のくぼんだ面の角を少し取ったり、
ペーパーなどで軽く削ったりしてみて試します。
先端1.7mの最後の節の少し下あたりまで入ることが望ましいかと。

一度入る事が確認できたらもう何度も入れません。
竹を破損させるより、あとは微調整で入るようにしたほうが安全です。

ちなみに先端1.7m側の根元を切っていっても入るようにはなりますが、
継がずに釣りをする場合を考えると、先端1.7mはできるだけ残したほうがいいと考えました。
つまり、1.7mで足りない時だけ後ろを継いで釣りをすることで。

寸法図。
hiro-kun03.jpg

最終的に持ち手側の竹は50cmになってしまいました。
つまりこれで1.7m+50cm=2m20cmの竿になります。
まあ、いいでしょう。最初ですし。
長かったり、重かったりすると子供が扱いきれない心配もあります。


つづく


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子供に川釣りを教える(3) 布袋竿-1

<子供に川釣りを教える(3)>
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竿は竹で作りました。

今度行く川の近くに生えていた布袋竹を切ってきました。
できれば切り出すところから見てもらいたかったのですが子供も忙しいです。
穂先に矢竹を使う事も考えましたが見当たらなかったので、全体が布袋竹です。

布袋竹、生えている状態で4mくらい。
ノコギリで根元から切ります。
竹を切る時は表皮を一周、繊維を分断してから深く切り入れていきます。

枝はその場で落としてきます。
下側の枝は手で取れます。裂くというより真横に引き離す感じでバチン!と。
裂く動作だと竹の表皮も一緒に剥がしてしまうのでそうならないように注意します。
上側の枝は柔らかくて手では離せないのでガーデニング用のハサミで。

先端の使える部分から根元側へ3.4mを測り、カット。
それをさらに半分(1.7m)にカットして車に載せ、自宅へ持ち帰り。
うちの車では2m以上のものを載せるのは難しいです。

この時点で延べ竿というより継ぎ竿を考えていますが
子供の釣りとしては先端1.7mだけでも遊べるはずです。
(経験上、これで大人がフライをすることも普通にできます)

切り出した竹は、いわゆる青竹です。
乾燥や油抜きなどしていませんから、強く曲げれば曲がったまんまになるような物です。
水分のあるぶん、重さもあります。

自生している竹はそれ自体が完成品で、風を受けてもイナすだけの能力と構造があります。
なので、それをできるだけ生かしつつ竿にすることを念頭におきます。

帰宅後まず、枝の付いていた部分を小刀できれいにします。
切り口にテグスが挟まったり、手を怪我をしない為です。
節の円周は欠かずに丸いまま残すほうが強度を保てるはず。
切断面もささくれてこないように面取り。

全体をバーナーで満遍なく炙ります。
表面に油が浮いたらボロ布などで拭き取ります。

曲がっている部分を再度炙って真っ直ぐにします。
といっても布袋竹は交互に段差のある構造をしているので
それはそのまま活かして、振ったり曲がったりした時に芯がブレない程度に真っ直ぐに。
竹の段差が左右でなく上下に現れるように使うと、上から見て一直線になります。

作業の流れ。
hiro-kun04.jpg

ここで根元を持って上下に振った時、一番しっくりくる面を最後まで活かすようにします。

とりあえず天気のいい日は合間合間で屋外に干しておきます。
晴れていれば2〜3日で竹の緑色が茶色に変わってきて
柔らかかった竹もツンツンとした調子になってきます。
同時に、持った感じも軽くなります。


つづく


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子供に川釣りを教える(2) 仕掛け

<子供に川釣りを教える(2)>
(1)はこちら

準備です。

必要な道具は・・

竿
テグス(3号〜0.8号)
ハリス(0.6号〜0.4号)
ガン玉
フライ(または釣針&ソーセージ)

その他・・

ハサミ(または爪切り)
針はずし棒(またはフォーセップ)
ガン玉を開く道具
バケツ

私はナイロン糸、ウキ、仕掛けはたくさん持っています。
これは数年前にフリーマーケットで業者からまとめて買いました。
ウキ100本程度、ハリス各種、仕掛け各種、タックルボックス付き800円でした。
住宅事情も相まって子供にも流行らないんでしょうね。
まぁしかし、今、これが役に立ちます。

ウキは使わないことにしました。
ウキ釣りは分かりやすい反面「釣る」ではなく「釣れた」になってしまうから。
自分から魚を掛けにいくほうが頭にビビッ!と来るはず。

仕掛け図。
hiro-kun01.jpg

3号テグスは竿の穂先にからみにくくするためです。

餌にするかフライにするかはだいぶ迷いました。
既に魚がドライフライに出ることが分かっていたのでフライでやってみようかと。
フライは目で見えて分かりやすいし、魚がいることも分かります。

事前にキャスティングとラインの扱いが無理なのが分かっていたので
仕掛けをそのまま放りこむために、ガン玉を付けて振り子式にすることにしました。
(つまり、ガン玉は沈めるためではなく振り込むためだけに付いています)
餌釣りの際はフライを素針に変えてソーセージをつけるだけです。

問題は竿です。
以前持っていたテンカラ竿があれば良かったのですが手放してしまいました。
百均にセットが売っていますが、あれはさすがにデキが。
一応、大型釣具屋も見てきました。
2.1Mの小継ぎ竿で500円、仕掛けもセットだと700円くらい。
仕舞い寸法30cmは今後の自転車等の持ち運びにはいいと思ったのですが。
しかし、ちょっと芸がないと言うか、味気ないです。

というわけで自作することにしました。

その間に甥には教科書を3冊渡しておいて・・。

・釣りキチ三平 川釣りセレクション4
 ヤマメ釣り編 毛バリの神様の巻/渓流の魔術師の巻

・釣りキチ三平 湖沼釣りセレクション7
 フライフィシング編T ニンフの誘惑(前編)

・釣りキチ三平 湖沼釣りセレクション8
 フライフィシング編U ニンフの誘惑(後編)


つづく


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子供に川釣りを教える(1) 計画

<子供に川釣りを教える(1)>
甥が小学4年にあがる春休み。
魚釣りに連れていってと頼まれて・・。

その準備から釣行までのレポートです。
これからがいい季節、ご家族でいかがでしょうか。

2年ほど前に、海と川と1回づつ連れて行ったことがあります。
川はフライでカワムツをたくさん釣りました。(その時の模様はこちら
海はボラ子ばかりでしたが、次々と数珠なりに上がってくるので楽しかったらしいです。
そのほかには釣りの経験はないそうです。

ちなみにこの子のお爺さんという人は釣り師で
錦江湾に自分の船を浮かべ、鯛、イカ、スズキなどを釣る人でした。
エギ布を一般の人に小売りするくらいです。

既に周りの女性陣からは「おいしい魚を釣ってきてね〜」と声がかかっていますが
しかし、はっきり言って無視です。

確かに自分の釣った魚を持ち帰ってそれが食卓に並ぶのはいい事だけど
最初から獲物にしか興味がなくなると釣りが後回しになる可能性もあるのかなと。
「魚を与えるより、釣り方を教えよ」という言葉もありますし。

という事で、川釣りから始めようと思っています。
シンプルな仕掛けとダイレクトな反応で、釣りの基本と楽しみを知る。

対象魚はカワムツ・オイカワ・タカハヤです。
場所は私が日頃見てまわっている近場の小川です。
将来、住む地域にそういう場所があったことを思い出すのは良い事ですし。


つづく


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