プライベート フライフィッシング

<プライベート フライフィッシング>
数年前までは渓流の流れや美しい魚に誘われて出かけることが全てでした。
もちろんその気持ちは今も変わりません。

どうにも納得がいかないことや不遇を呪って
何かにうらみの鉾先を向けようとしてしまったり・・

世の中のうわっつらにかまけて
自分で考える事を同調にすりかえて
救い上げるべきものをないがしろにしそうになったり・・

勝ち負けと善し悪しは同じことと
本質を見ずに結果だけが全てといきがってみたり・・


ここ数年そんなダークフォースから
自分をまともな世界にかろうじて引き戻しているのは
他ならぬフライフィッシングだと感じています。

ストレス解消とはちょっと違う。
治療や説法、宗教に近いと言ってもいいかもしれません。

外から見ればただの魚釣りですがこれはかなりプライベートな行為
今はそんな必要性から意識的に川へ向うことがほとんどです。

2012-12-31Ln1.JPG

※ポール・クイネットさんの書籍をおすすめします。


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私がオジサンになっても

<私がオジサンになっても>
フライフィッシングの世界はプロとアマチュアの境が不明瞭です。
技術や知識や業績が逆転していても不思議じゃないです。
これはフライフィッシングが遊びの世界であって市場的に小さいのも理由かなと思います。

魚釣りとして裾野の広いのも理由でしょう。
裾野のほうぼうに玄人裸足のアマチュアさんたちがいます。
もしかするとプロというのは
そういった方々の取りまとめ役でしか成り得ないのかもしれません。

こんな事を書くのは最近私にはとまどっている事があるからです。

当然プロとして牽引していってくれるはずのポストの人が
実は私よりも若い世代なのかなと感じはじめたのが最初でした。

もちろん若いからどうこうと言ってるのではなくて
先に書いたように私はプロに知識や技術を問おうとは思っていません。
そんなことを語る立場にもありませんし。

しかし意識がプロとしてはどうなのかと思ったときの不信感は
相手の目を見ようにも、こちらから目を反らしてしまうというか
なにか複雑な心境になります。

私がオジサンになっただけなのか。


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けしからんフライフィッシャーマン

<けしからんフライフィッシャーマン>
フライフィッシャーマンは新し物好きの人が多いみたいですけど。
新製品を買って試してみたいという好奇心なんでしょうかね。

私はここ数年、道具を減らしていきたい方向です。
もともと持ってはいないんですが。

通常、私のフライフィッシングのランニングコストは1000円/年です。
(ガソリン代別、自家製弁当、遊漁券なし)
買うのは、渓流テグスを太さ違いで1つか2つ。
2、3年ごとに素針1ケースか、糸をボビンで1つ買うかな。

他の道具はだいぶ昔に揃えて特に買い換える必要もないし、
使うフライも限られているし、壊れたら素針に戻してまた巻くから。

消耗品は結び変えるたびに短くなるテグスくらいなもので。

ん、これではファミリーフィッシングよりお金がかかってないではないか!
けしからん。

最近、100%天然植物性フライを考えています。(釣針除く)
近くで採取した植物と綿糸でフライを巻いて魚を釣る。
地球にも動物にも、釣人にもやさしいご当地フライです。
※尚、植物の取りすぎにはご注意下さい

なんと、けしからん。

この方向性はなんだ。
まったく、けしからん。


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彼女を釣りに連れてって

<彼女を釣りに釣れてって>
”釣りガール企画はなぜ頓挫したのか”という記事を読んだので、
私の経験と周りを見てきた感じ、思うところを書いてみます。

まず女性は本質的に釣りに興味がないです。
これはどうしようもない事実です。

メーカーがどんなに女性向けに商品を開発しても
直接女性に「買ってください」と言っているのでは
これは永遠に解決しません。

もし買ってもらいたいのなら

「彼女や奥様を連れてきて下さい」
「カップルやご家族で来られた男性には特典を差し上げます」
「パートナーにお似合いのウェアを選んであげて下さい」
「パートナー専用のタックルを選んであげて下さい」

と、男性側にアピールするしかないです。

そしてそれが続くには
それが彼女にとっての”喜ばしい何か”につながらないといけません。

(ちなみに魚が釣れることではないです、ほとんどの場合)

その”何か”は女性ひとりひとり違うと言ってもいいし
その時々で(生活環境とかで)変わると言ってもいいですけど
どっちみちそれを知っているのはパートナーの男性だけです。

男と女が一緒にいるんだから当たり前と言えば当り前かもしれませんけど
その”何か”は女性が男性からの愛情と感じるようなものでないといけません。

昔は魚を獲りに行くことも愛情に感じられたのでしょうけど
(今それが成立するのは漁師さんだけ)
どういう事を愛情と感じるかはその男性だけが知っているはずです。

問題解決の鍵は男性が握っています。
いかに、ひとりひとりの男性に二人や家族の”幸せの形”を作ってもらうかが要でしょう。


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渓流写真との照合

<渓流写真との照合>
少々嫌らしい話ですけど、調査に関連して書いておきます。

釣り師の川をインプットする能力。

魚の出た場所は当然としても
川の水の色、石の形や色、漂う空気感などをひっくるめていつまでも憶えています。
それこそ一度しか行ったことのない場所でも10年、20年と記憶しています。
たぶん狩猟的なDNAが働いているんだと思います。
簡単に言えば欲?

初心者がこれは大丈夫だろうと思って写真を出すと
一瞬で昔の記憶とつながって、カメラを構えた立ち位置まで言い当てられてしまったり。

一瞬で分からなくても、
水の色、川幅、増水した時の高さなどからまず水系が判断されて
石の様相や植生からその水系上のエリアが絞られて、
最後に頭の中の魚データと照らし合わせて・・・。

これで分からなければその人がその水系に行った事がないということです。

意外と人工的な構造物が写っている写真というのは判断を狂わせます。
堰堤などが写っている写真は、その堰堤ができたことによって
自然渓流が水路のようになってしまっているのでノッペラボー。
そこだけ切り取るとどの川も変わりがなくなって分かりません。
もう堰堤の型や護岸ブロックで目星をつけるしかなくなってきます。

魚だけが写っているのも分かりにくいです。
ニジマスなんかは魚体で分かる場合もありますが。

それからこれは以前から一貫して言ってることですが、
その写真の場所が分かって釣り場が異常に荒れてしまうと
地元の釣り人、周辺住民、魚や環境が迷惑を被ります。
(よそ者は帰ってしまえば関係ないかもしれませんけど)

私は昔に比べて写真をオープンに掲載しています。
これは意識が緩んだのではなくて
もっとフライフィッシングに親しむ人が増えたらいいなという希望がそうさせています。
(それでもしっぺ返しを受けない程度に)


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鹿児島県内 渓流調査課題(2)

<調査課題(2)>
調査とはヤマメ・マスの生息を調べることです。

近県で遊漁券を買い求めると放流地図がもらえたりしますが、
私はそれを初めて見た時、恐ろしささえ覚えたものです。

鹿児島では釣るより前に”魚のいる川”を見つけないと、
趣味を続ける上で先がないという悲しい現実があります。


調査に行くからには人それぞれ何かしら根拠があって行くんですが
標高、水温、水質、水量、歴史、聞き取り、放流、噂・・・最後には”希望”。
魚がいるのを分かった上で行くのは調査とは言いませんね。それは確認。

フライフィッシングらしいアプローチとして関連する別の物から予想することがあげられます。
動植物相の中から生育環境の似た生物に注目して魚の棲みそうなところを探り出すんですね。

例えばある動植物は鹿児島県全体でいくつかの川周辺でだけ確認されています。
他の川では確認できなかったことが確認されています。
この動植物の確認された場所を照らし合わせてみると魚のいる場所とほとんど合致します。
単なる偶然だろ?と言われそうですが・・
実はこの生物は生態系の中でヤマメ・マスにとても近いところで関係しています。
面白いですね。

ちなみにこの生物を見ない川で魚のいる川は、私の知る限り1つだけ。
たぶんそこは小規模な慈善放流で、目的は定着よりも美観ではないでしょうか。


鹿児島県は気温が高い上に山の標高が低く
高温の水が短い距離をあっという間に海へ流れ出てしまいます。
山は落葉広葉樹でもありませんから養分も少ないです。
夏は台風が来て水棲生物も流されてしまって魚の食糧が激減します。
火山が噴火すると灰の影響で水質も変化してしまって。


けど・・
調査は続けていきたいと思っています。
個人的なライフワークとして。



このブログをご覧の方で!
鹿児島県内の在来ヤマメについて研究協力したいという方がおられましたら下記までご連絡を。
脂びれ(ハサミで切除)や尾鰭、臀鰭の一部(5mmx5mm)もあればすぐに分析できるそうです。


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宮崎大学農学部海洋生物環境学科
岩槻幸雄(いわつきゆきお)

Eメール yuk@cc.miyazaki-u.ac.jp
HP http://www.cc.miyazaki-u.ac.jp/yuk/index.html
電話  0985-58-7222
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