アメリカ橋の悲劇

<アメリカ橋の悲劇>
久和数美著。

『渓の谺』という本の中に、『アメリカ橋の悲劇』という短編があります。

息子を戦争にとられて未だ行方不明。
そんなところに若い米兵が釣りを教えろとしつこく通ってくるんですね。

山形の光輝く渓流を舞台に複雑な心情が入り乱れます。


著者が終戦間際にお生まれになっているので
幼い頃の記憶を元にこういうものを書いておられると思うのですが。

その結末は・・。


今だから読み返したい一冊ということでご紹介させて頂きました。

Tani-no-Kodama.jpg


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フローティング・レンズ

<フローティング・レンズ>
毛鉤の落とし方を忘れそうで近場の川に行ってみました。


電気柵にびくびくしながら川岸の土手を駆け下りると、まず一匹目。
いえいえ、へびのほうです。

あらためて川は増水していて、いささか笹濁りといった状況。

#16のカディスを様子見にすると渋い。
小さい川なのに10m距離で聴かないと出ないようだが。

サイズを落とさずとも水面膜を破るタイプなら魚も出るはず。

しかしこんな天気のいい日には、水面でバシッと掛けねば意味がない。


増水で盛り上がる水を凸レンズと考える。
だからサイズを一つ下げる。


ChrisKabel_Floating-Lenses.jpg
"Floating Lenses" (2005)

Chris Kabel というデザイナーの作品です。


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FM イワナの夏



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毎週日曜、午前10時からのFM番組


パナソニック メロディアス・ライブラリー

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毎週ひとつの本を取り上げて、音楽とともに読み解く番組なのですが、

次回、7月26日(日)に取り上げられるのは、湯川豊さんの『イワナの夏』です。

(終わりました)



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玄関に水槽(2)

<玄関に水槽(2)>
(1)はこちら

専門店やホームセンターなどで買える生き物で
金魚、小赤、タナゴ、ドジョウがおすすめです。


2015-07-16Ln4.jpg
金魚は説明する必要はありませんね。


小赤は活餌として売っているのですが、私は観賞用として飼っています。
金魚よりも馴染みやすく動きも速いです。
決して金魚に引けをとらない"ハレ"があります。

タナゴは頭から背中にかけての虹色がとても綺麗です。
繁殖期の体色変化も見ものです。
ただ、繁殖自体は二枚貝との関係が出てきますのでなかなか難しいです。


ドジョウはぜひ飼ってほしいと思います。
長ひょろい身体ですので、他の魚の中にあって目を引きます。
普段は砂利に潜って顔だけ出したりしていますが、
出てくるとヒゲを使って忙しく餌を探し回ります。
底の小石に入り込んだ餌も丹念に食べてくれます。
時々、水面まで上がり口から空気を取り込みます。

2015-07-16Ln5.jpg
2年3年と長生きしますので名前をつけてあげてもOK。
なんともひょうきんで見ていて楽しい。


これ以外にもギンブナ、ナマズ、淡水フグ、エビなど色んなものを飼ってみましたが、
それぞれの相性もありますので、あまり複雑にしない方がいいと思います。
たとえばモツゴなどは攻撃性が強いので他と一緒には入れられません。


餌について。(すべて百均)

・水温の上がる時期。
 金魚用+カメ用。
 この時期は水面まで出て食べますので浮くタイプのもの。
 浮くといってもしばらくすると水を含んで沈んでいきます。

・水温変化の少ない時期。
 金魚用+ザリガニ用。
 どちらも普通に沈むタイプ。

・水温の下がる時期。
 メダカ用+金魚用。
 この時期、水槽の下半分でしか餌を食べませんので沈むもの。粒の小さなもの。


まあ、金をかければいくらでも凝ったことができるのでしょうが、
家の近くで普通に生きているものなら飼いやすかろうということで。
水も水道水をダイレクトです。

水交換の時に使う、魚を掬う網、水を濾す金網(ケーキ製作用)、バケツ2個。
あとは水槽の上面から側面にかけて覆うヨシズ(スダレ)。
これだけあれば無理なく飼えます。

金魚2匹。
小赤2匹。
ドジョウ1匹。
カワニナ。
水草。

一年を通して見ることで川への見方も少し変わるかと。
タカハヤを1匹釣ってきましょうかね。

おわり。


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玄関に水槽(1)

<玄関に水槽(1)>
15年ほど小魚を飼っています。

2015-07-16Ln1.jpg


釣人のエゴと言いましょうか、15年よりももっと前、
渓流で釣ったヤマメの稚魚を手元に置きたいというのが最初でした。

今考えるとなぜそんな事をしたのか理解に苦しみますが、
当然ヤマメは水槽の中で生きるはずもなく、
印象としては水温や水質よりも、人影がするなどしてストレスですぐに死ぬと思われました。

しかしその時に大小の水槽をはじめ器具等も買いましたので、
ヤマメ亡き後、色々な魚を入れて楽しむこととし現在に至ります。

数年前までリビングにラックを組んで60cmを縦に3つ積んでたんですが
犬を飼うようになり、室内は無理となりました。

今、60cm水槽を玄関横の蛇口近くに1つだけ設置してあります。
ホースで直接水を引くことができますし、何よりもお掃除が楽です。


2015-07-16Ln2.jpg
毎朝この水槽をみて、川の状態や釣果を占っています。


まず、近くの川で調達できるものとして、
カワムツ、オイカワ、タカハヤ、カワニナ、水草、石があります。

オイカワは難しいです。
60cm水槽で4匹入れたとして翌日1匹浮き、3日以内に2匹、
残り1匹は1週間後に底に沈んでいるような状態です。

カワムツはオイカワよりは長生きしますが、
これも早かれ遅かれ腹を出して浮いてしまいます。
見ていて鱗の状態が日に日に悪くなりますのでひどく後悔します。

この手の魚ではタカハヤが一番飼いやすいのではないでしょうか。
うまくすれば1年、2年と生きます。
釣ってみれば分かりますが、この魚はオイカワ、カワムツと違い、
木陰の泥底にいることが多く、他の魚種が餌を迷っている間に
突然下のほうから走ってきて餌を咥えて帰ります。
水槽でも隠れる場所を作っておき(完全に底ではない)あまり刺激しないこと。
一定時間、人影のない時には水槽内を巡回しますので、
忘れたころにやや離れた場所から鑑賞するのが良いと思います。

カワニナは水槽の底に沈んだ糞やなんかを食べてくれます。
水質悪化を遅らせるのに一役買っています。
何日に一回とかいう水の交換が一週間に一回とか二週間に一回になります。
カワニナは放っておいてもけっこう繁殖します。
ある日突然、小さな子供が大量に現れ、これを流すまいと水の入れ替えに気を使います。
雨の日や水を変えた後、カワニナが一斉に水面に並ぶのは面白い。

水草の役目は酸素を供給し水温上昇を抑え、同時に魚に安心を与えること。
また、餌が沈んでいく際に、餌の粒が水草の色々な高さに留まり、
それを魚が急ぐことなく好きな場所でついばむことができるようになります。
魚によっては沈んだ餌は食べませんのでこれは大事。
植物ですのである程度の日光が必要です。
時々間引きして魚が泳ぎやすい密度にしてあげます。
花も咲きますよ。

石も水草と同じような役目です。
水温変化をなだらかにすると同時に、影を作る。
底に砂利を入れればドジョウが潜ります。

立てた石の上に水草を乗せると、水槽内が二階建てのようになります。
これで下のほうは魚がいつも安心して暮らせる空間となります。

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ドジョウも気持ち良さそう。

つづく


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オイカワの品格

<オイカワの品格>
うちではオイカワのことをミッチーと呼んでいます。

某所でオイカワを写真に収めた一枚を見まして、
なにかハッとするものを感じました。

よく雑誌の表紙なんかで見るような、
ロッドと水に浸かった魚を斜めから撮ったものです。

構図的には既にありふれたものでありまして個人にも浸透しています。
FFMの専売特許なのではないかと思ったりもするんですが。

しかしその構図、ヤマメでもイワナでもなく、
オイカワを撮ったのは私はまだ見た記憶がありませんでした。

そのミッチーはおそろしく美しい。


私なんかもオイカワは友達ですので撮ったりはしますけど、
土地柄、足場の高いところばかりでそういう撮り方はできないんですね。
先を越されたようで非常に悔しいです。

写真といえば奥さんがこんな事を言っていました。
「箱に投げ込んだような写真は全部スルー。いいねも押さない。」
むかし浅井慎平さんが、写真とそれを見る人との間には必ず撮った人がいる、
というような事をおっしゃっていましたが。


どこかでオイカワ・カワムツで一冊やってくれないかなと思う。
あんな小魚に針を掛けて云々の批判があるかもしれませんが、
将来的には放流された魚を釣るより意味のある事だと僕は思うんだけど。

まあ、ヤマメ抜きで一冊できたら歴史でしょうね。

OIKAWA-hinkaku.jpg

視点・論点
『泉鏡花と小さないのち』



志と協力がなきゃできやしません。


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