ルアータックルでフライを投げる(4) 愛妻リグ-1

<ルアータックルでフライを投げる(4) Ln方式>
これまでと同じく、水面近くを追う魚や常夜灯周りの青物を釣るのが目的です。

普通に市販されているのかもしれませんが、一応自作で結果を見たので書いておきます。
というか、前回までの余り物を組み合わせたらすぐに釣れてしまった。


【前回までの問題点】
・両端のオモリが同程度だとクルクル回りながら(手裏剣のように)飛んでいく。
・ゆっくり引くと手前に引かれながらも沈んでいく。
・当たりがとりづらい。

【今回の改良点】
・オモリと発泡材部分とを分離した。
・オモリを片側のみとした。
・組み立てが簡単。

【今回の到達点】
・飛行態勢が一定。
・フライラインのタイプ2〜3程度の軌跡で一定層を安定して引いてこれる。(水面上は無理)
・集魚効果UP。


n-mezasi1.jpg


(1)準備するもの
・発泡材(6mm径) - ¥134(50cm×2本入、貫通パイプ付属のもの)
・ワームシンカー(バス用1.8g) - ¥108(14個入)
・スイベル(サイズ10) - ¥126(10個入)
・撚り糸(赤、中) - ¥126


(2)発泡材の加工
発泡材を4.3cmに切断。(カッターで材を回しながら徐々に切り込む)
付属のパイプを4.7cmに切断。
既に空いている発泡材の穴にパイプを刺し、両端が2mmずつ出るようにする。
(この2mmはシンカーのエグレている部分の深さ&クッション)

※先にパイプを通してから4.7cmで切断し、両端を2mmづつ発泡材だけを切り取ってもよい。
※パイプの貫通はあまり中心にこだわらなくてもよい。(あとで両端にスイベルがくる)


(3)組み立て
撚り糸を約20cm切り出す。
撚り糸の片方をスイベルに片電車結びして結び目に瞬間接着剤を1滴。
撚り糸にシンカーを通す。
撚り糸に発泡材を通す。
シンカーと発泡材をスイベル側に寄せておき、
できるだけ発泡材の尻に近いところでもう一つのスイベルを片電車結び。
この結びを締めこむと発泡材とスイベルに1cmの隙間(発泡材可動部)ができる。
また結び目に瞬間接着剤を1滴。

この状態で水に入れると下のようになります。
n-mezasi2.jpg

最後のスイベルにハリス(アジなら0.6号〜1号とか)を40cm程度、
その先にフライを結ぶ。
あとは頭のスイベルにリールからのラインを結べば準備OK。


(4)実釣 - 投げる
まず心配になるのがシンカー1.8gという事で飛距離がどうなんだという事ですが
現在安価な子供用のバス釣りセット6フィート(ジグヘッド4gから正常に投げられる竿)で
20M位は飛んでいます。(これで常夜灯周りのアジのライズは問題なく取れています)
穂先の柔らかい竿(渓流トラウト用など)を使用すればもっと飛ぶはずです。

(5)実釣 - 待つ
着水するとシンカーを下にして真下へ沈んでいきます。
ハリスを長めに取った時は着水直後に1回だけ竿を軽く煽って
フライとシンカーの位置をずらして下さい(沈下時の絡み防止)。
その後、目的の深さまで沈ませます。
表層なら着水後すぐに巻き始めます。

n-mezasi3.jpg


(6)実釣 - 引く
表層近くの青物を狙う場合、引くスピードは比較的ゆっくりで一定層を維持するのが基本。
普通に引いてきます。基本はタダ巻き。
極ゆっくり引いても[シンカーと発泡材]の本体部分は水平に泳いできます。

白の発泡材は海中でよく見えます。
引いてくるとその後ろに魚が寄ってきているのが見えます。
魚によっては発泡材にアタックしてくるのもいます。
つまり[シンカーと発泡材]部分が首の動くティーザー役をしていることに気づくわけですが
場合によってはこのティーザー頭のスイベルにアシストフックを接続しておくのも一つの手です。

(7)実釣 - フッキング
魚信があったら軽く合わせます。(普通は合わせなくても掛かっています)
魚が掛かるとまず発泡材のみが魚側へ傾き、その後、軽いシンカーが支点となって引かれて動きます。
フッキングもスムーズ。


(8)応用
タックル等の相性や飛距離の観点から、もしシンカーを重くしたい場合、
その後ろに続く部分の浮力も増やさないと水平(一定層)を維持できません。

発泡材を太くした時、発泡材が寝た状態で底になる部分を水平に削ぎ落とせば
回転防止にもなるかと思います。そこまでして浮力調整。
しかしティーザーという意味ではあまり目立つとフライのほうに魚の目がいきません。

@最低限の飛距離を確保する為のシンカーの重さ
Aそれを不必要に沈めない為の浮力
Bそれ自体が魚を(少なくとも)警戒させないもの
Cコスト


これでフライをしない人・女子・子供でも"フライでしか釣れない状況"を楽しめるでしょう。

ちなみに私は夜に使う時は、最後のスイベル中央に発光玉(ソフト、S)を被せています。


つづく


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ゴンズイとph

<ゴンズイとph>
以前、アシッドレインについて書きました。


(2014-06-06) MBC
鹿児島大学の研究が「サイエンス」に掲載

鹿児島大学とアメリカのルイジアナ州立大学の魚に関する共同研究成果が国際的な学術誌「サイエンス」に掲載されました。研究の対象となったのはナマズの仲間で海に住むゴンズイという名前の魚です。この魚が呼吸で生じる海水のわずかな酸性化を感知して餌を探し出していることを、鹿児島大学とルイジアナ州立大学の共同研究グループが明らかにしました。
研究グループによりますとゴンズイは海水の酸性化を感知する器官が体表面のおよそ9割に存在し、わずかな海水の酸性化を感知できるということです。今後、研究グループはこの能力が他の魚にも存在するかなど明らかにしたいということです。なお、この研究成果は学術誌「サイエンス」のオンラインサイトに掲載されています。


おなじみ、海を見てると表層をプカーっと浮いてるユーモラスな魚ですけど
死んでも毒のある危険な魚であります。触らないように。

釣り場ではよくそこらに捨ててあります。子供が遊ぶといけないので海に帰してください。


NATIONAL GEOGRAPHICサイトにさらに詳しく出ています。


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ある日の見えカマス

<ある日の見えカマス>
例によって先日のカマスも見釣りでした。
水深2m内。

奥さんと大型商業施設に行った後「猫に餌でもやりますか」と寄ってみました。
(本当はネコに生魚は良くないです)

海を見てみますと足元に長細いのが数本見えています。
「カマスいるみたいよ、投げてみる?」

ここでカマスを狙うのは初めて。
フライを引いてくると3、4匹のアカカマスが追ってきます。
投げるたびに追ってきますが喰い付くまでいかない。

やみくもに何回も追わせると魚がスレるだけですので
スレる前に一番良いフライを見い出さなければなりません
潮の関係で時間も限られます。

すぐに3回ほどフライを”大きさ”でチェンジし、
いちばん魚が警戒しないのがフック#16サイズと分かりました。
#12〜#14でも喰わない事はないですが
#16サイズから大きくなるに比例して帰る魚が増えます。
(ちなみに経験上、立ち位置によっては#6でも喰うはずなんですが)

とりあえずサイズは#16で決定。
2つのタイプを試しました。
ひとつはストリーマー型で、言ってみればシラスのようなものです。
もうひとつはフックに重りを付けたオキアミのようなものです。
水平にスーと動くか、垂直にも上下するかの違い。
あきらかに前者に分がありました。

・・このあたりの試行錯誤は渓流の手順と同じです。
FFの面白さ、そのもの。


釣り方(引き方)は金魚を追わせて掛けるのとなんら変わりません。
まず魚がフライに気づくであろう範囲の出来るだけ離れた場所にフライを投げ込み、
動き出したフライに魚が追ってきたら、リトリーブでフライと魚との距離を段々と詰めていく。
この詰め方が一定速度が良いか、緩急を入れたものが良いかは潮の加減で変わります。
最後にちょっとだけ(ほんのちょっとの違い)フライの挙動を変えて食わせる。
そのまま抜き上げる。

5匹ほど抜き上げで落としてしまいました。
フックのゲイプ幅が広かったら良かったのですが。

時合が過ぎると同じ釣り方でそのまま金魚、カサゴに変わりました。
この頃にはオキアミタイプのほうが分がありました。

まあ、見える魚はなんとかと言いますが・・

浅場の釣りは追わせるのは簡単ですが最後の喰わせ!がひとつの技で、
これを学ぶために、かねてからの金魚釣りです。
それは魚と対話する練習。

一般的にはその先、深場から駆け上がりにいるのを釣るんだと思いますね。
今回みたいな陽射しの強い、真っ昼間だと間違いなく。

もう日焼け止め必須です。

こちらも合わせて。


※金魚=ネンブツダイ。


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うちの犬は魚を見ると鳴きます。

<うちの犬は魚を見ると鳴きます。>
名ガイドの珍プレー・好プレー。

奥さんは他の釣人がいる所では釣りをしたがらないので
いつも釣人が竿を畳んで帰っていくところに、やっと竿でも出すかといった具合です。

先日の釣行分析の場所に数日後に行きました。
犬連れなので私は竿は持てません。

釣り場に残ったシビアな魚たち・・
ルアーを投げられる状況ではないのでフライの道具仕立で持たせました。

(以下、会話)

魚、全然いないね。
いない時に来てるからね。

金魚はいるね。
金魚でも釣れば?

金魚じゃなあ・・。
金魚も練習にはなるよ。

なんか違う魚が追ってきた。
それ、ピンカマス。

今度は違う魚も追ってきたよ。
それはアカカマス。

魚が帰ったよ。
竿先、下に向けて最後まで引いてね。


(魚がよーくフライを見たあと、咥える)


掛かった!
掛かったね。

なんで持ち上げないの?
犬が鳴くから。


たまに、どんなガイドよりシビアな客を連れてる気がします。

あ、犬のことです。


彼女を釣りに連れてって。


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たとえばこんな釣行分析

<たとえばこんな釣行分析>
アベノミクスもびっくり。

夫婦で遠征してみましたけれど、魚がいないいない。
一箇所だけ港の角で豆アジが釣れていましたが、豆が小さすぎ。
帰路の途、車の中で考えたことを書いてみます。

データ

・日並
 満月の大潮(2日目)
 昼〜日没の釣行
 晴れ

・使用時間
 往復8時間
 (内訳)
  最初の釣り場までの時間:1時間
  実際に竿を振っていた時間:2時間30分
  釣り場間の移動、釣り場を見回っていた時間:3時間30分
  最後の釣り場からの帰宅時間:1時間

・釣果
 奥さん(ルアー):フグ2
 私(フライ):セイゴ3、ネンブツダイ3

(ここまで読んで興味なくなった方は以降読む必要なし)


●日釣率(にっちょうりつ)

日釣率=竿を振っていた時間 ÷ 最初の釣り場〜最後の釣り場までの時間 ×100
    =150(分) ÷ 360(分) ×100
    =41.67%

今回は途中で食事や買物に寄っていません。
最初釣り場に着いてから後、実際に竿を出していたのは41.67%の時間で、
その他は車で移動中か、釣り場を見回っていたことになります。
釣る場所が定まると数字が上がるが、日並が悪いと低下する。
調査目的ならこの数字は高いほうか。


●釣果率(ちょうかりつ)

釣果率=釣れた魚の数 ÷ 針に掛かる可能性があった時間 ×100
    =5(匹) ÷ 150(分) ×100
    =3.33%

今回、ネンブツダイは意識的な外道狙いだったのでその数を除外。
日釣率41.67%の中、3.33%の割合で魚が針掛かりしたことになります。
100分連続キャストして3匹。


●釣果基準率(ちょうかきじゅんりつ)

釣果基準率=釣れた魚の数 ÷ (針に掛かる可能性があった時間 ÷ 5分) ×100
      =5(匹) ÷ (150(分) ÷ 5(分)) ×100
      =16.67%

人にもよるでしょうけど、5分に1匹、何か掛かれば飽きないでしょう。
竿を出してからの待つ時間、沈める時間、魚を外す時間、その他の動作を考慮し、
平均5分に1匹を基準とすれば16.67%の割合で魚と楽しんだことになります。
平均5分に1回のキャストなら、100回投げて16匹。


●実釣指数(じっちょうしすう)

実釣指数=日釣率 × 釣果基準率 ×100

最初に行った釣り場で5分に1匹釣れ続け、終えたときに100。
客観性が劣るので魚種とその数を付加して、今回の総合点は、

0.4137 × 0.1667 ×100 で


実釣指数6.9(フグ2・セイゴ3)。


はやく第3の矢が来ないかな。


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やるせなすブルース

<やるせなすブルース>
市街地の釣り場のつらいとこ?

前の記事のとおりシーバスはどこにでも着くんですが
アジはと言うと、流れの関係で大抵一箇所になります。

日が落ちてライトが点いて消灯まで1時間。
魚はすぐには集まりません。

目と耳で探して待って、
途中で車も移動させないといけなかったりして。

で、ようやくアジのライズを見つけた所は
すぐ後ろにトラックが停めてあったり。

でもまあ、運がよければ消灯まで10分
空いたところでライズ開始。

シャァ!

と、今度は不良グループが寄ってきて
ライズ目掛けてルアーやエギをドッポンドッポン。

当然ライズ止む。
魚散る。

時間通りに消灯。


どうにも、こうにも、やるせなす。


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