初心者によくある失敗

<初心者によくある失敗>
フィールドに出て。

そこそこ投げられるようになると遠くに投げたいものです。
飛ばせるものならいくらでも飛ばしたい。

釣り場に到着して一番、図のように下流へめいっぱい投げたとします。

target-down.jpg

一番下から上流へ誘いながらフライを引いてくると
一度に全域をフライが通るので効率的な気がします。

しかし実際は1〜3の魚は絶望的です。
フライが通るより前に、既に釣れなくなっていると考えていい。

4の魚が釣れればいいほうです。

なので下流へ向って投げる場合は・・

近い所から
1まで投げて1を釣る
1まで投げて2へ送り込む(または2まで投げて)
2まで投げて3へ送り込む(または3まで投げて)
3まで投げて4へ送り込む(または4まで投げて)
という風に順々に分けて釣っていきます。

最初で一番下まで投げると、手前の魚は捨てることになります。
魚はいるのに、もったいない。


上流へ向って投げる場合はこちらです。


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フライの回収(2) (義務)

<フライの回収(2)>
以前、(1)を書きました。
加えまして。

護岸帯などはコケの生えてることが多いです。

先糸から切れた場合の探し方。

コケの剥がれている付近を探す。
riv-moss01.jpg

これはフライが壁や草に引っかかった状態で
先糸が引っ張られたことで、コケをそぎ落とした跡です。

草が折れて散乱しているところも見逃せません。
晴れた日は糸が光るので、合わせてイメージして探します。
雨の日は水滴が点々と付いていたり、糸が青く見えたりします。

もしフライが枝にぶら下がっているのを発見した時は
手が届く時も届かない時も、ランディングネットを使うと安全です。

fly-lost3.jpg

ネットを被せて、網目にフライを掛けて引いてくると
外れた勢いで落とすこともありません。
更に確実なのは、枝の元を手折って、枝ごとネットの中へ落とすことです。

一方、フライだけが失くなった場合は難しいです。
やはりコケの剥がれている辺りと草の折れているところを重点的に。

苔むした渓流も同じ。

出来る範囲で是非、回収したいものです。
私は後日、フライを探しに行くこともあります。


次の記事で、釣り場に残った釣り針の危険性について書きます。


※いい竿を使うと(ゆっくりラインをロードできる竿)
ラインを飛ばす前に、後ろでフライを引っ掛けたのが分かるので
切る前にキャスティングを止められます。


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流し込みのオイカワ釣り

<流し込みのオイカワ釣り>
対岸のオイカワ釣りの続編になります。

前回は対岸に隠れた魚をさらっていくような釣り方でした。
今回は流れに入っている魚を筋でなめていくような方法です。

前回の対岸=流れの流芯と考えればやることはほとんど同じですが、
これに、流し込みが加わることになります。

フライは川虫の幼虫を模した毛鉤・・ニンフやピューパを使います。

下流斜めに投げ込みます。
上流に向って投げる時のようにめいっぱいは投げません。
手元に垂らしたラインが残るように。

ラインが流れて魚のいそうなレーン(筋)に近づいたら
流れに対して平行に流し込めるよう、
手元のラインを滑らせながら、水面上のラインを置き直します。
置き直すことをメンディングといいます。

竿先を弾くのではなく、大きくかぶせるようにメンディングです。
ただしライン先端が持ち上がるほどメンディングしないこと。
ライン先端が引かれるとこの後の送り込みが怪しくなって食いません。
あくまでラインから先は投げ込んだ時のままで流れていくよう。

近距離ならそのまま竿先を追わせて筋に沿って流します。
少し距離があるなら追加でラインも出します。

この流れている途中で魚が食うのが本当です。

dcross-oikawa.jpg

ここからが重要なところですが、
前回も書いたとおり、糸のたるみが残っているうちに
竿をゆっくり上げるか、徐々にラインをたぐり始めます。
流れに対して横に引くことで魚に針掛かりさせることになります。(図中の☆)

たぐりだして糸が伸びきる迄の間に魚がくわえれば針が掛かります。
流れ切ってから引き始めて出た魚は掛かりが浅いです。
たいていバレます。
これをやるくらいならさっさと仕掛けを上げて投げ直す方が場を荒らしません。

掛からなかったら1m下って、同じことの繰り返し。
ドライほど魚との距離を保つ必要もありません。

魚が掛かったら竿先を低くして
ラインを多く水面に乗せたまま引き寄せてきます。


ライズを狙って釣る人はみんなやってる事かと。
大川のダブルハンド(両手持ちの竿での釣り)もこんな感じかな。


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輪ゴムのフライ Lnピューパ(3) カディス

<輪ゴムのフライ Lnピューパ(3) カディス>
基本のユスリカを元にして・・

カディスのピューパ(トビケラの幼虫)の場合です。

・フック(#6-#14)
・巻き糸(ゴムと同系色)
・切った輪ゴム
・ワイヤ
・黒っぽい羽
・ダビング材(深緑・ウサギの毛)

Ln-pupa-caddis01.jpg

@下巻き(B→C)
Aワイヤ留め(C)
Bワイヤをフック下に固定(C→B)
C糸を戻す(B→C)
D輪ゴム留め(C)
Eアイ側の輪ゴムをフック上に固定(C→B)
F輪ゴムを少し引っ張りながら巻く(C→B)
Gワイヤを輪ゴムと逆回転に巻く(C→B)
H羽を取り付ける(B)
Iダビング材で胸と頭を作る(B→A)
おわり

Ln-pupa-caddis02.jpgE
Ln-pupa-caddis03.jpgH
Ln-pupa-caddis04.jpgI
Ln-pupa-caddis05.jpgI
Ln-pupa-caddis06.jpg
撮影のフックは#12

Eはフック上面に平面に固定します。
ゴムで重ね巻きすることでボリュームと強度が出ます。

同じ方法でラーヴァ(黒川虫)まで作れます。

これまで記事にしてきたフライもそうですが、
輪ゴムのフライはワイヤで絞るのがミソで

輪ゴムの角を消すと同時に被縛者のボディにムッチリ感を出します。
Ln-pupa-caddis07.jpg
基本的にワンシーズン中で使い終わることが前提。


カディスピューパの釣り方は・・・考えてください


※フランク・ソーヤーさんの書籍をおすすめします。

最初から読む


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輪ゴムのフライ Lnピューパ(2) ガガンボ

<輪ゴムのフライ Lnピューパ(2) ガガンボ>
基本のユスリカを元にして・・

もう少し沈めたい場合や、ガガンボのピューパ(幼虫)の場合です。

作り方はさらに単純になります。
ワイヤを切らずにそのまま頭にするので、ビーズヘッドをつけるより簡単で丈夫。
小さなサイズまで対応できます。

・フック(#16-#20)
・巻き糸(ゴムと同系色)
・切った輪ゴム
・ワイヤ

Ln-pupa-gaganbo01.jpg

@下巻き(B→C)
Aワイヤ留め(C)
Bワイヤをフック下に固定(C→B)
C糸を戻す(B→C)
D輪ゴム留め(C)
E糸を進める(C→B)
F輪ゴムを少し引っ張りながら巻く(C→B)
G糸を切る(B)
Hワイヤを輪ゴムと逆回転に巻く(C→B)
Iワイヤで頭を作る(B→A)
おわり

Ln-pupa-gaganbo02.jpgE
Ln-pupa-gaganbo03.jpgF
Ln-pupa-gaganbo04.jpgI
Ln-pupa-gaganbo05.jpg
撮影の都合上、フックは#17

ワイヤを2、3回ハーフヒッチしておわります。

ユスリカ・ガガンボのラーヴァ(成長中の幼虫)はこのフライを小さくするだけ。
ゴムの巻き始めが団子になるときは、先を斜めにそいでから取り付けます。
私は赤とナチュラルで2種類を作ります。

釣り方としては水中ならどこでも。
普通は自然に流すだけか、一定層からゆっくり浮上させて誘います。


マッチ・ザ・ハッチ的にどこでもいつでも広範囲に”ありえる”フライ・・
だから私は、作るのも使うのもアホになりたい。

基本的にワンシーズン中で使い終わってください。


※フランク・ソーヤーさんの書籍をおすすめします。

つづく


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輪ゴムのフライ Lnピューパ(1) ユスリカ

<輪ゴムのフライ Lnピューパ(1) ユスリカ>
先日書いた汎用フライの詳細です。

地味で簡素、よく釣れる。

簡単に言うと・・
フックに輪ゴムを巻いて、その上からワイヤを巻いて、頭を黒くして終わり。

輪ゴムの色のバリエーションは
・ナチュラルカラー(生ゴム色)
・赤
・緑

タイイングの詳細な説明。

・フック(#16-#18)
・巻き糸(ゴムと同系色)
・切った輪ゴム
・ワイヤ
・ダビング材(黒)

Ln-pupa01.jpg
@下巻き(B→C)
Aワイヤ留め(C)
Bワイヤをフック下に固定(C→B)
C糸を戻す(B→C)
D輪ゴム留め(C)
E糸を進める(C→B)
F輪ゴムを少し引っ張りながら巻く(C→B)
Gワイヤを輪ゴムと逆回転に巻く(C→B)
H黒のダビング材で頭を作る(B→A)
おわり

Ln-pupa02.jpgE
Ln-pupa03.jpgG
Ln-pupa04.jpgH
Ln-pupa05.jpg
撮影の都合上、フックは#12

古いゴムは使わない。
色を見る時は引っ張った状態で確認します。
巻くときにあまり引っ張り過ぎないこと、しっかり留めること。
切るときは少し引っ張った状態でハサミを入れます。
ウェイトは入れません。ワイヤとゴムでスッと流れに絡みます。

基本はユスリカのピューパ(幼虫)。
Hの黒は、羽化前のウイングケース(羽を収納した部分)を含みます。
ユスリカの場合、そうでないと黒じゃないはず。
もし羽化前でなければ、黒じゃなくてゴムと同系色か薄めの色でいいと思いますが
頭が黒のほうが水中でフライを見つけやすいので扱いやすいです。(サイトフィッシング)

ドライフライで釣り上がった後、同じコースをこのフライで釣り下がるとまた釣れます。
下流対岸に投げてラインを送り、ラインがまだ流れている内に、ゆっくりターンさせると魚が走ってきます。
ラインが伸びてから引き始めるのはダメです。(詳しくはこちら

40cm〜50cm上に小さなマーカーをつけるとアタリが一目瞭然ですが
そのマーカーに魚が出てしまったり警戒されるともったいないので、私は何もつけません。
通常、ドライフライからこのフライに変えるだけですぐ釣りになります。

身の周りの輪ゴムを集めて比べてみるのも楽しいです。

基本的にワンシーズン中で使い終わってください。


※フランク・ソーヤーさんの書籍をおすすめします。

つづく


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