青物のバラシ対策

<青物のバラシ対策>
渓流では魚が出たとたん、竿を上げますけど。

barashi-ng01.jpg

海の青物などはバラシ連発になってしまいます。

barashi-ng02.jpg

竿を寝かせてできるだけラインを多く水中にとどめます。
水の抵抗でラインが暴れず、魚は思うように動けません。
最初はこっちのほうがバレそうですが慣れです。

そのまま足元まで寄せてきたら竿を立てて、一気に抜き上げます。

アジなどの口の弱い魚、渓流での小魚にも有効です。
魚とのやりとりが楽しくなってきたらマスターしたも同然です。


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アシッドレインとFF(3)

<アシッドレインとFF(3)>
(2)はこちら

河川と湖沼とでは随分とphの度合いが違いますが
それは流れるものと溜まるものの違いでしょうか。


鹿児島県の半分くらいは土地表層が「シラス」と呼ばれるものです。
太古から桜島を始め幾つかの火山の爆発により
火山灰等が降り積もってできた地層です。

サラサラとした砂状なので、
雨はそのまま地層内部に浸透して、川になりにくいんですね。
ゲリラ豪雨のような時は浸透する前に砂に溝ができて一時的に川のようなものができます。

湖沼・・古い溶岩の器に溜まった水
川・・シラスに吸い込まれた上であふれ流れる水(上澄み?)

そう考えるとphの違いは分からないでもないです。
川の水に栄養がないのも想像できます。


河川の水はゆくゆく海へと流れ出るわけですから
回遊性のある魚が河口周辺の水の臭いを嗅ぎ分けて、
寄る寄らないの差が出ることも充分考えられます。

できるだけシラス台地を避けて流れ出た水といいますか
まっとうに山から流れ出た水のほうが栄養があるはずなので
そういう河川や河口には魚が多く着くし、育つ気がします。

ちなみに鹿児島湾の海のphはどうかといいますと
どこも問題になるようなレベルではないそうです。
湾口の方が比較的酸性度が高くて、湾奥に行くほど緩む。


こうやって見てくると、
トラウトFFの南限、サケ溯上の南限、分かるような気がしてきます。


時には、火山を原発に置き換えてみたり・・


酸性雨→ 放射性物質を含む雨
シラス台地→ 汚染された表土
シラスから流れ出る水→ 汚染水


acid-rain3.jpg
(モデルとして)


汚染水、ダダ漏れらしいですね。


つづく


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わたし待つわ。

<わたし待つわ>
といっても、待つ暇がないのが普通の人の何でもない現実。

同じ堤防に夏場3ヶ月×2年ほど立っていたことがあります。

釣友の出勤と重なって「今日も熱心に投げてましたね」とメールが来るものでした。
最終的には駐車違反で2万円払ってやめました。

ここは普段はほとんど釣れないのですが、条件が揃えば
メッキ・ヤズ・ソウダカツオ・サゴシなどが釣れる貴重な場所です。

これは餌釣りの常連さんに聞いても無駄で(対象魚が違うので知らない)
一部のルアーの人たちが知ってるくらいじゃないでしょうか。

重装備のルアーマンが定期的に来ては10投してすぐに移動していきます。
この近くにも幾つも釣り場があるので巡回するのだと思いますが
前述のような魚を釣ることのできるのは私はここだけと思っています。
(周辺の釣り場にも通いました)

ここに通って推測したのは以下のことです。


exit-waiting.jpg


魚を乗せてくる潮流が上がってくるとき
一連の沖堤の内側にベイトと共に一部のフィッシュイーターが入ります。(A)

この中に入った魚は普段は沖堤の間々から抜け出ていくと思われます。(B)
これを狙うには岸壁からは届かないので、沖堤に渡るしかないです。

しかし時に満干と相まって、Cの狭いところから一斉に出て行くときがあります。
Cはシューティングヘッドの方なら沖堤に当てることもできそうな距離。
(ルアーや餌釣りの方は普通に沖堤まで届きます)

魚が出て行くタイミングは通わないと知りえませんが
この時にCの堤防に立っていればかなりエキサイティングなことになります。

大規模なナブラも起こったりして
餌釣りやルアーの人も一緒になってヤンヤヤンヤとお祭りになったこともありますし
時にはフライでしか釣れなかったこともあります。

魚種によって溜まる場所が違って、ヤズやソウダカツオは吐き出しの外で待ちます。
サゴシは沖堤の内側でも回りますし、
メッキは内側にも、吐き出し口の一番狭いところにも待ちます。

堤防に立つタイミングは魚の行動性質でも絞れるわけですが
水位・流速・地形で目の前の流れが計算通りにならないのが通わないといけない理由です。
むしろ変わりきらない日のほうが多いくらい。


そういえば先日、NHKで「クジラ対シャチ」というのを放送していました。
すばらしい映像美。

北太平洋のクジラの大半がアリューシャン列島の1つの切れ目を通って北上するそうで
その狭い場所で待ち受けるのがシャチ、群れでクジラの子に襲い掛かるのだそうです。


とりあえず釣り場に着いたら、今の流れで魚がどう回って、いつ、どう出て行くかを想像します。


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フライライン同士の接続

<フライライン同士の接続 -スレッディング方式>
切れたラインの継ぎ方は長いこと悩みの種でしたが
釣友からこのスレッディング方式を聞いて今は解決しました。

まずは釣友が【動画】を公開しているのでご覧ください。


ちなみにそれまでで一番良かったのは皮膜をそいでコアで作ったループでした。
ループtoループも即時交換という意味ではまだ捨てたものではありません。


参考までに現在の私のスレッディング方法を書いておきます。


@2本のラインの先端2cmほどを皮膜をそいでコア(芯)を出す。
 ラジオペンチのカッター部分で軽く挟んでラインを引き抜くか
 切れない小刀を垂直に当てて机に押し付けながら引き抜きます。
 コアに傷をつけないように注意します。
 皮膜が残ったら爪でしごいて取り除きます。

 コアがブレイデッドの場合は平べったくなると思いますので、そのままでいいです。
 モノフィラコアの場合には、先端を平らに潰して角を取っておいたほうがいいです。(F参照)

Aコアの先端が相手方の皮膜の上に少し乗るようにして重ね合わせる。
 接合部分に段差や折れをできにくくするためです。
 スレッドの先端をその隙間に入れます。

sledding1.jpg



Bラインを両手で持ち、親指で支え、ボビンを回し始める。
 回し始めだけはスレッドの先端を手の中で保持して抜け出ないようにしておきます。

Cボビンを進める。
 ボビンが回り始めたら親指の爪先で進行方向に押しやって巻かれる部分を進めていきます。
 端まで行ったら折り返し、今度は反対側の手の親指で同じように押しやります。
 元のところに戻って来たら軽くハーフヒッチでもして留めておきます。
 (折り返し時に最初のスレッドを中に巻き込んで来ても良い)

sledding2.jpg



sledding3.jpg



Dラインを持って引き離すように引っ張る。
 これは抜けないかの確認と同時に、
 スレッディングでできた網目の締まり具合を均一にしておく為です。

E接合部の形を整える。
 接合部前後で「くの字」になるとキャスティングでパワーロスになるので
 普通に垂らした状態でできるだけ直線になるようにしておきます。
 もし両端から出たコアが長いときは、ほんの少し残して薄くカット。

F余分な糸を切り、瞬間接着剤を薄く塗って爪楊枝などで軽く馴らす。
 この時にコアのはみ出た部分を皮膜の上に副わせます。
 あとは乾燥させて、できあがり。

sledding4.jpg



このスレッディング方式はブレイデッドループの取り付けと同じで
引き離されようとするときにスレッドの網目が締まることで強度がでます。

接合には強度と柔軟性が必要です。
一部分だけ硬くなるとその両端が折れてきます。
スレッドも接着剤が染み込む素材の糸のほうがいいです。

フライはこれで結んでいます。


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渓流用にするか海用にするか

<渓流用にするか海用にするか>
ロッドのリメイク記事が続きましたので。

そのロッドを渓流用にするか海用にするか・・

私の場合、渓流と海では振り方に違いがあるので
どちらに合うアクションのロッドかということになります。


図の青線がロッドのアクションです。

渓流は手首の返しでループ展開を調整します。

cast2rod1.jpg


海では手首は早々にストレート。穂先でラインを持ち上げていきます。

cast2rod2.jpg


渓流は横の動き、海は縦の動きです。
ラインを飛ばす角度とスピードの違い、
時にはシステムの違いとも言えるかもしれません。

シューティングヘッドを使う場合にはラインを回して安全確保するようなので
腰の強いミディアムが合うのではないでしょうか。(ペダリング参照



海用ロッドは国内に出回っている管釣り用ロッドをリメイクしています。
今では渓流には持って行くことのない古い竿、安価な竿、そういう竿が海では使える。
リサイクルですね。


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ショップロッドのリメイク

<ショップロッドのリメイク>
また別の竿です。

奥さんにメッキ用の#6ロッド購入を頼まれていたのですが
眠っているロッドがあったのでリビルドで済ますことにしました。

前の前の持ち主の話では有名ショップのオリジナルロッドということでした。
8フィート6インチの#6、2ピース。
何回かは海に持っていきました。

パーツや飾り巻きは少し凝っていますが
機能面から考えて、この竿を組んだ人間はフライをしない・・
そう思わせるところがあちこちに見られるのでした。


問題点。

・硬い。
 硬い竿を所望したのですが、あまりに硬過ぎました。
 本気でルアー用のブランクではないかと思ったくらい。
 #6ラインでは到底乗ってきません。

・リールが落ちる。
 リングとシートの隙間が狭すぎてどのリールもリールフットがほとんど入らないか、入らない。

・最後の2個のガイドにストリッピングガイドが採用してある。
・グリップが長くて大きい。
・バランスが悪い。


(ブランクを押し付けてみると何箇所かで曲がる部分があります)
(バット内では2箇所、それより手元側はガチガチ)
(先のほうの曲がる場所を残して切断すると、ちょうど7フィートになる計算)


改良点。

・全長/バランス。
 バットの曲がる位置を探して切断。ワンandハーフに。
 バットだけガイドをつける面を逆に変更。

shoprod-remake1.jpg

・リールシート。
 ブランクから抜いて上下逆さまに。(ダウンロックスクリュー → 変則アップロックスクリュー)
 スライドリング内側にテーパーがついていて、逆に装着したら1つのリールは装着できるようになった。
 (もう1つ、別のリールはフットの厚みを削って入るようにした)
 ポケットリングを手持のホールドの良いものに交換。

・コルクグリップ。
 数箇所で切断。
 先端の一番太い部分を逆向きにしてエクステンションバットへ転用、お尻にキャップ。(半分遊び)
 薄く切り出した部分をリールシートとのクッション材に。
 組み合わせて形を整える。

shoprod-remake2.jpg



・ガイド類。
 全長が短くなったことに伴い、ストリッピングガイドが2個ついていたものを1つにし、位置変更。
 フックキーパーも変更。

・飾り巻き。
 遊び。


8フィート6インチ − 1フィート6インチ = 7フィート0インチ。
#6ラインでぴったりでした。
これで前回のロッドと合わせて、メッキ・セイゴ用の竿が2本。(⇒実釣



余談。
リールシートの中がコルクアーバーだった。
フェルールのメスはティップ後端に一回り太いブランクを被せることで作ってあった。(そこだけ太い)
さらにはティップブランクのお尻は詰め物がしてあるのでオスの入る長さは固定されていた。
スレッドの端がほどけてきやすいラッピング。


世の中にはいろんな竿があるものです。


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