廃人日記。その2


わたしはいまだ70年代の音楽で生きてる人間なんですが、70年代といえばヒッピー文化ですよね。象徴としてウッドストックなんかありますけど、むかしは日本にもフォークジャンボリーとか、そういう人たちはいました。(あの人たちは今どんな老後を送っているんだろう。)同じころに生まれた文化にハッカー文化があります。ハンダごて片手にガレージでコンピュータを造っていたわけですけれども(日電のTK−80なんてのがありましたね。)わたしが思うのは、あの頃の思想はいま、もう忘れられてしまったのかということです。

時代の波に一掃されてしまって絶滅してしまったのでしょうか。おそらくアノニマスはその思想をいまだ持つ同志たちの、いわば開放運動だと思うんですけど、たぶん、いまの人たちにはさっぱり分からない話でしょう。当時、同じコンピュータに惹かれる者たちが作りだしたプログラムソフト、すばらしいアイデアたちは、皆で公開しあって(オープンソース等)互いに盛り上がろう高めあおうという考えが根底にありました。それがヒッピーの手を離れて社会へ解き放たれると、思想の無い人間たちが別の可能性を求めはじめ、群がってきました。(意味わかりますよね?)当のヒッピーたちは、とまどったに違いありません。

このヒッピー〜ビジネスへ向かう流れにいたのがゲイツ氏であり、彼はヒッピーの作り出したものを安値で買い叩いて、ほとんど名前をすえ代えただけのソフトウェアを、さも自社製であるかのように、そしてさらにマシンとバインドして売ったわけです。だけど、そんな思想なんて知らねえよ、毎日毎日写真をアップしたり、共通話題にコメントしたり、人に見えるようにつぶやいてみたりする、それが楽しけりゃいいじゃん!て人たちは、ずっとずっと最近になって入ってきた人たちなので、むしろゲイツ氏やその他の商売上手な人たちに迎合する雰囲気が強く、いやマジ、こんな毎日ハッピーな生活を与えてくれてありがとー!成功者に拍手!的な。(もうこの人たちに私は興味も何もない。)

今頃こんなことを書いてる人間も人間だとは思いますけど、思想は何も計算機のみに限った話ではなくて、当たり前のように生活の中にも溶け込んでいます。「お前が使うんだったらやるよ。それちょっと使わせてくれないかな、代わりにこれやるから」今の時代からいうとおおらかというのか、ただ言えるのは、そうした雰囲気があって一つ一つが生まれ、死に、その膨大な蓄積の上に今の便利なソフトたちも存在しているということです。後の日本のオタク文化にも近い流れがあるかもしれませんけど、でもオタク文化が残したものとは桁が違いますよね。(計算機だけに。)


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2017-12-07 15:00 | Comment(0) | 【記事】そのほか

ハンドルネームを戻しました


なにがあったというわけではないんですが、少し気にかかっている事がありまして。ハンドルネームを元に戻したいとおもいます。

Ln→Londen(ロンデン/論傳)

関係者の方々、ご迷惑をおかけしますが、宜しくお願いします。
m(_ _)m


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2017-11-19 21:00 | Comment(0) | 【記事】そのほか

廃人日記。その1


えーと、このサイトも15年ですかね。HP時代から断続的にやってきましたが、いつまでやればいいんでしょうか(笑)ちょっと巻き戻してみましょう。一気にいきます。

初めて買ったパソコンは日本電気のPC9801FX/U2。それ以前にCASIOのMSXを持っていましたが、あれはゲーム機、音楽は作ったりはしたけれど。週末アキバ通いをしていたので、ラオックスのパソコン館いわゆるザコン館で買いました。3.5インチが2ユニットで、別売り100MBのHD(内臓可能)をつけて、たしか・・40万円を超えたと記憶しています。店員と仲良くなっていたので少しまけてもらいました。

もちろんDOS時代、あの頃、私が最初に触れたウィンドウズは2.0(英語版)だったはずです。作業をしながら画面の片隅に目玉が回るので、おお!マルチタスク!と感心したもんです。ほかにもOS/2とか?主にIBMのPS/5550、PS/5530あたりで何やら・・やらかしておりました。DECとかも使いました。(泣けてきますね、同世代の方。)

来るのか来ないのか、いや無理だろうと言いながらウィンドウズ時代がやってきて(笑)95マシンを96年?97年?に買ったと思います。IBMのアプティバ。タワー型が新鮮でした。よく覚えていませんが25〜30万位だったと記憶しています。当時会社にはオフコンしかなくて、パソコンなんて言葉を出すと鼻で笑われたもんですが、その後、鼻で笑った人達はパソコンを受け入れずに孤立、紙に書いたものを女の子に渡して打たせたりしていましたね。

導入期にも東芝J3100なんかをカチャカチャやってると、ゲームしてるんじゃないか?と上司に嫌味を言われたものです。オフコンにはオフコンのプライドがあるのか、いや単に・・・おかげで一人で忙しかったわい(笑)でもあの頃は楽しかった。ニフティーサーブで徹夜→出勤なんてのは日常茶飯事でした。この頃、最初のキュッパチは車のROM書換え用にと、友人の所へ旅立っていきました。

初めて携帯電話を買ったのもこの頃かと思います。社内で使うとヒンシュクでした。普及してからも会社へは携帯番号は教えないというスタンスを通しました。パソコン通信からインターネットへ移る時期でもありましたね。電話線+テレホーダイをエアエッジに変えて、しばらくしてこのサイトを作ったと思います。

あの頃に比べて今のSNSって広がりがないと思うのは私だけかな。ああいう考えは多くの人が持っていたと思います。そういえば関心空間なんてのもありましたね。広げすぎると次の段階にはバリアを作りはじめるってことかな。

アプティバはfreeBSDマシンにしてしまって、代わりにDELLだのVAIOだのFUJITSUだのHPだの入れ替わり立ち代わり、XPマシンと2000マシンが長く続く時代。それを今年(2017)まで使っていたのが凄いと自分でも思うのですが、どうチューニングしても、もう時代についていけない機械となってしまいました。

一番は起動が20〜30分かかるので(笑)だってウイルス対策ソフトは入れないわけにはいかないので、そいつが底上げしてくると、そのたびに遅く重くなるわけで、最終的には「ウイルス対策ソフトを動かすためのパソコン」になってしまうわけで、これでは何のこっちゃわかりませんわね。それでもやっと起動したと思ったら再起動しますか?とか聞かれてきたりして死にたくなります。

と言いつつ、このブログも8コ前の記事まではこの機械で書いたり描いたりしてたんですが、ようやくカンネンして(笑)少し前に買い換えました。よさげなのをネットで買い集めて、マルチモニターで。全部で5万ちょいで揃うんだから、すでに時代はパソコンじゃなかったと(笑)結果的に、MeとVISTA〜8は自分は所有しなかったことになります。客のをさわっておぼえただけ。前のパソコンはディスクのみ抜いて画像とモジュール置場かな。

そういえば携帯電話は6年ほど前にやめました。ブルブルへの反応が抜けるのに2、3年はかかりました。持っていなくてもどこかでブルブル感を覚えると反射で探してしまいますから。携帯がなくて縁が切れるようならそこまでの仲だったと思ったり。失礼か。勝手か。ごめんなさい。わたしゃこのままスマホも持たないでしょうね(笑)

あちこちでバブル世代の噂がされていますね。また減っちゃいますかね〜。


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2017-11-18 15:00 | Comment(0) | 【記事】そのほか

愛器


aria-400s1.jpgaria-400s3.jpgaria-400s2.jpg
マツモク工業製 Aria
MODEL NO.400S EARLY 70s
GIBSON ES-175D COPY 訴訟ギター


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盲目のウィリー


ブラインド・ウィリー・ジョンソン(Blind Willie Johnson)。名前の通り盲目で、ブルースフォークをやった人です。
ひどいガラガラ声で聴くに耐えないという方もおられるかもしれませんが、しかし一旦この声を受け入れてしまうと心地よささえ覚えてしまうのが不思議。録音されたものの中には数曲、バックで女性が歌っているものもあります。その掛け合いがなんともいい雰囲気。僕はこの女性に敬意を表さずにおられません。

Won't somebody tell me, answer if you can! 誰か教えてくれ。もし答えられるなら。

ウィリーは生まれながらにして盲目だったわけではありません。小さい頃、義母と父親が喧嘩をして、洗剤だか何かが目に入ってしまったらしい。目のつぶれた彼はその後、貧しい生活をしながら宣教師として教会や道端で歌い続けます。48歳で亡くなっています。かのジミ・ヘンドリックスが、道端でブルースを弾いてるような男になるのが夢だと言っていたのは、もしかしたら盲目のウィリーのことを言っていたのかもしれませんね。


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保険は必要でしょうか。


最近ペット保険に入りまして。各社各プラン、書き出して比較してみたわけですが、あっちが立てばこっちが立たず。加入者の口コミでしか分からない情報もあったりして非常に混乱したのですが、結局、かかりつけの病院が提携している保険会社と契約することにしました。
・病院の支払い時にカードを呈示するだけでその場で割引される。
・会社と病院が直なので請求手続きの必要がない、審査の心配が残らない。
・保険料は若干高め。

A・ビアスの『悪魔の辞典』に保険という項目があります。家主と保険勧誘員の会話形式で書かれていますが、要約すると・・。
1.家主
 もし保険に加入したなら、
 家が燃えた時に支払った額より多くを貰えるようにしたい。
 その為には保険屋が今の保険料を安くするか補償額を増やすことを期待。
2.保険屋
 家が会社の計算した時期より後に燃えることを想定している。
 もしそれ以前に家が燃えるというなら逆算して保険料を上げる。
3.家主
 家が燃えるなら保険屋の計算時期より早く燃えなければ加入する意味がないと考える。
 そうした場合に保険屋が本当に補償額を払えるのかも怪しい。
 後に燃えるというなら支払う額を自分で貯金していたほうが節約できるとも考える。
4.保険屋
 生活の中でその額を貯金しておくのは難しいと進言する。
 補償額は他の加入者のお金によってまかなわれる仕組みだから大丈夫だと言う。
5.家主
 そもそも家が燃えるか燃えないかも分からないのに、
 もし加入して燃えなければ大損することになるではないかと考える。
 それなら自分もその「他の加入者」の一人になるではないかと考える。
まったく堂々巡り。

悪く言えば、保険屋は自分達ではしっかり燃える時期を想定しているのに、客に対してはそれ以前に燃えることを信じこませたいわけです。そうすれば客は支払い額より多くの補償が得られる可能性を想像するから加入する。「明日、燃えるかもしれませんよ!」(嘘ではない)「明日、病気になるかもしれませんよ!」(嘘ではない)その思いの差が保険会社の利益として現れる。
有事の際にまとまったお金が準備できないと困るので加入しておくというのが本質でしょうか。その時その額を速やかに用意してくれる、そのサービスに対して余計にも金を払うという事。当たり前か。あとは個人の確率。(そこが一番難しいじゃないか!)加入者が儲かるならビルなど建ちませんね。


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