盲目のウィリー


ブラインド・ウィリー・ジョンソン(Blind Willie Johnson)。名前の通り盲目で、ブルースフォークをやった人です。
ひどいガラガラ声で聴くに耐えないという方もおられるかもしれませんが、しかし一旦この声を受け入れてしまうと心地よささえ覚えてしまうのが不思議。録音されたものの中には数曲、バックで女性が歌っているものもあります。その掛け合いがなんともいい雰囲気。僕はこの女性に敬意を表さずにおられません。

Won't somebody tell me, answer if you can! 誰か教えてくれ。もし答えられるなら。

ウィリーは生まれながらにして盲目だったわけではありません。小さい頃、義母と父親が喧嘩をして、洗剤だか何かが目に入ってしまったらしい。目のつぶれた彼はその後、貧しい生活をしながら宣教師として教会や道端で歌い続けます。48歳で亡くなっています。かのジミ・ヘンドリックスが、道端でブルースを弾いてるような男になるのが夢だと言っていたのは、もしかしたら盲目のウィリーのことを言っていたのかもしれませんね。


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保険は必要でしょうか。


最近ペット保険に入りまして。各社各プラン、書き出して比較してみたわけですが、あっちが立てばこっちが立たず。加入者の口コミでしか分からない情報もあったりして非常に混乱したのですが、結局、かかりつけの病院が提携している保険会社と契約することにしました。
・病院の支払い時にカードを呈示するだけでその場で割引される。
・会社と病院が直なので請求手続きの必要がない、審査の心配が残らない。
・保険料は若干高め。

A・ビアスの『悪魔の辞典』に保険という項目があります。家主と保険勧誘員の会話形式で書かれていますが、要約すると・・。
1.家主
 もし保険に加入したなら、
 家が燃えた時に支払った額より多くを貰えるようにしたい。
 その為には保険屋が今の保険料を安くするか補償額を増やすことを期待。
2.保険屋
 家が会社の計算した時期より後に燃えることを想定している。
 もしそれ以前に家が燃えるというなら逆算して保険料を上げる。
3.家主
 家が燃えるなら保険屋の計算時期より早く燃えなければ加入する意味がないと考える。
 そうした場合に保険屋が本当に補償額を払えるのかも怪しい。
 後に燃えるというなら支払う額を自分で貯金していたほうが節約できるとも考える。
4.保険屋
 生活の中でその額を貯金しておくのは難しいと進言する。
 補償額は他の加入者のお金によってまかなわれる仕組みだから大丈夫だと言う。
5.家主
 そもそも家が燃えるか燃えないかも分からないのに、
 もし加入して燃えなければ大損することになるではないかと考える。
 それなら自分もその「他の加入者」の一人になるではないかと考える。
まったく堂々巡り。

悪く言えば、保険屋は自分達ではしっかり燃える時期を想定しているのに、客に対してはそれ以前に燃えることを信じこませたいわけです。そうすれば客は支払い額より多くの補償が得られる可能性を想像するから加入する。「明日、燃えるかもしれませんよ!」(嘘ではない)「明日、病気になるかもしれませんよ!」(嘘ではない)その思いの差が保険会社の利益として現れる。
有事の際にまとまったお金が準備できないと困るので加入しておくというのが本質でしょうか。その時その額を速やかに用意してくれる、そのサービスに対して余計にも金を払うという事。当たり前か。あとは個人の確率。(そこが一番難しいじゃないか!)加入者が儲かるならビルなど建ちませんね。


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